白浜
 細い道をうねうねと走っていくと、行き止まりに小さい浜がありました。
 地図で確認すると「白浜」と書いてあります。
 その名の通り、白く美しい浜辺でした。
静かな波が打ち寄せて、とても静かな時間が流れていました。
 思わず長居してしまいました。

白浜
 この集落には10件ほどの家しかないので、とても静かです。
 観光客が来るような場所でもなかったですしね〜
 本当にいいところでした。 

白浜

瀬戸内ともお別れ
 きれいな景色に見とれていて、思わず時間がたってしまいました。
 すっかりお腹も空いてきました。
しかし奄美大島にやって来た最大の理由は、
以前九州自動車道のPAで食べた「鶏飯」を、
ぜひ本場で食べたい!
というものでした。
 とりあえずあたりにはなさそうなので、宇検村から島を横断して国道へと戻ることにしました。
 途中定食屋さんっぽいところがありました。
 入ってみると、夜は居酒屋をやってるらしく、れんとのビンがずらっと並んでいました。
きれいだったですよ〜
「鶏飯をやってますか?」と尋ねてみると「うちはやってない」とのこと。
 「どこで食べられますか?」と聞くと「ひさ倉がいいよ〜」とのこと。
 地図で確認してみると、島の北部でけっこう遠いところにあります。
しかしせっかく来たんだから、島の名物が食べたい!
 空きっ腹をかかえて移動することにしました。

鶏飯の店「ひさ倉」
 15:00過ぎにようやく龍郷町にある鶏飯のお店「ひさ倉」に到着しました。
お腹が空きすぎて目が回りそうでしたよ(笑)
 中に入って迷わず「鶏飯」を注文します。
待つことしばし。
ようやく目の前に鶏飯が現れました。
 さっそく食べてみます。
「う・うまい・・・」
さすが本場!ホントにうまいっす!
味皇様もびっくり
ですよ
(^^;
念願かなって大満足でお店をあとにしました。

笠利崎灯台
 せっかく島の北部まで来たので、島の最北端「笠利崎」までやって来ました。
 すぐ真下まで走れるのですが、灯台に上がる道は分かりませんでした。
どこまでも海が続いていました。
 波と風の音だけが聞こえていました。 

あやまる岬
 名瀬に戻る途中、あやまる岬に立ち寄りました。
 鞠のような形の地形から「あやまる(綾鞠)」という地名がついたそうです。
奄美の十景にも選ばれています。
 せっかくなのでちょっと謝ってみました。

「遊びすぎてゴメンナサイ」
m(。。)m

岬よりの展望
 あやまる岬近くの海岸には、珊瑚礁が広がっていました。
 普段は見られないから、貴重ですよねえ。

珊瑚礁が広がります

海岸プール
 その珊瑚礁のなかに、コンクリートでプールサイドを作っただけの、潮だまりを利用したプールを見つけました。
これも初めて見ました。
 学校の授業にでも使っているのでしょうかねえ?
 いい感じですよねえ〜

あやまる岬から南を望む
 南の方に目をやると、珊瑚礁の海岸がず〜っと続いていて、とてもきれいでした。
奄美大島に立ち寄って、本当によかったと思いました。

フェリー甲板
 名瀬港に戻る前に、スーパーに寄ってみました。この当時、芋に代わる焼酎を探していたからです。
(芋がブームになりつつあって、値段が上昇していたので・・・)
 スーパーのお酒のコーナーに、あのひときわ目立つ青いビンのお酒がありました。
 「れんと」というラベルが付いてました。
鹿児島でも見かけたなあ〜と言いつつ、思わず買ってしまいました〜
これが「れんと」とのつきあいの始まり
でした。
 さて、日も沈んだ事だし港に戻ることにしました。
面倒だったので途中のかまどやでお弁当を買い込んで、ターミナルで夕食にしました。
 21:00過ぎにフェリーに乗船。
「奄美黒兎」のロゴの入った革ジャン着用のハーレー軍団も一緒でした。
 地元のツーリングクラブなのかな?

鹿児島新港
 疲れもあって、目が覚めると錦江湾でした。
シャワーだけ浴びて上陸に備えます。
 ようやく鹿児島に戻って来ました。

宮崎港
 行きと同じく県道1号線経由で宮崎県に入り、夕方には宮崎県に到着しました。
結構乗船する車が多かったのでビックリしました。
 団体客も多く、2等で乗船したことを悔やみました・・・が、
後の祭りです。
 
マリンエクスプレス(現宮崎カーフェリー)は、2等の枠が狭くて、寝返りすらうてないほどでした。
熟睡にはほど遠い環境です・・・。

 しかし本当の悲劇は出航後に訪れたのです。
遠く小笠原にある台風の影響で大きなうねりが発生し、
船は前後に揺れに揺れました(笑)

 しかも2等は船首部分にあるので、もっとも揺れが大きいんです
(船の構造考えて頂ければ分かると思います)
 で、私は酔わないんですが、回りが次々とやられていきました(爆)
一晩中トイレではカエルが鳴いていました
(ゲロゲ〜ロ)

 酔わない私も、思わずもらいゲロしそうな気分になりましたよ(ハハハ)
 悲劇は船が大阪湾に入る早朝まで続いたのでした・・・
めんそ〜れ沖縄 沖縄ツーリング完
2005.8.21作成
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