夏だ！奄美に行こう！
～奄美弾丸ツーリングPART２～
４
日の出
甲板に出てみました。
東の空がうっすらと明るくなってきました。
わくわくしながらカメラを構えます。
南の方を見てみると、ちょうど屋久島が見えていました。
「これが友達のいった島か～。僕もいってみたいなあ」としばし思いました。
（結局この年の１０月に行きましたが、この時点ではいけると思ってなかったので）
日の出
屋久島
日の出
朝日を浴びて走る
フェリー「クイーンコーラル」
（珊瑚礁の女王）
日の出
三島村の「硫黄島」「竹島」が見えたので写真を撮りました、
いつか渡ってみたい島です。
日の出
硫黄島（三島村）
活火山です。
日の出
雲が多くてあまりはっきりとは見えませんでしたが、
それでも十分に美しい日の出でした。
日の出
竹島（三島村）
笹に覆われているのでこの名前がついたそうです。
知覧の眼鏡橋
今日は宮崎港まで走ればいいのですが、真面目に走ると昼前に着いちゃうので、
少し寄り道をすることに。
鹿児島から南下して知覧を目指します。
知覧では石橋を見ました。
昔の城跡にかかる橋だそうです。こんな橋が江戸時代に造られていたとは・・・
当時の石材加工技術の高さがしのばれます。
このあと武家屋敷はパスして、特攻記念館を見ました。
すごく若い人たち（１６～３０まで）が、勝ち目のない戦のために命を無駄にさせられた事実を目の前にして、
悲しくなるとともに怒りがこみ上げてきました。
こんな無茶な命令を出した、当時の日本という国を恐ろしく感じました。
ここでは写真は撮れませんねえ。
みなさんもぜひ一度訪ねてみて下さい。
ついで枕崎を目指します。日本の鉄道が終わるところを見てみたかったからです。
枕崎駅
どう見ても駅舎
（実は違うんです）
１本きりのホーム
さすが本場です。
駅前の商店街はかなりさびれていましたが、
かつてのにぎわいを感じさせる雰囲気がありました。
ついに日本の鉄道のしっぽ、枕崎駅に到着です！
この最果て感は北海道以来ですね。いい雰囲気でした。
この駅はもともと南薩線（今の鹿児島交通）の駅だったため、駅舎は今でも鹿児島交通の所有であり、
実はバスの待合所なのです！
ではＪＲはどうなってんだ？という当然の疑問がわくと思いますが、
どうもホーム一本所有してるだけのようです。
この辺の話は面白いので、ぜひこちらを読んでみて下さい。
昼食はぜひに鰹を！と思っていたのですが、なぜか駅前の「札幌ラーメン」のお店で、
「焼き肉味噌ラーメン」を食べてしまいました（笑）
でも、おいしかったですよ～
立神
坊津
野間崎
途中、海のなかに雄々しく立つ「立神」や、昔遣唐使が中国に船出した「坊津」がありました。
刻々と時間がなくなっていく中、ようやく野間崎の入り口までやって来ました。
ですがここからは遊歩道。残された時間を考えるととうてい無理です。
先端まで行くのはあきらめ、吹上浜目指して国道２２６号を北上します。
吹上浜の南端まで来ると、ちょうど引き潮で広い干潟が広がってました。
とてもいい景色でしたよ。
時間がありません、先を急ぎます。国道２２０号から途中で右折、
県道に入って鹿児島市を目指します。
鹿児島市に入るとそこから高速に飛び乗り、加治木からは南九州自動車道、
国道１０号経由で都城へ。
都城からは国道２６９号をひた走り、宮崎市に到着。
長距離、暑さ、しかも宮崎市の入り口で大渋滞に捕まり、すっかりばてばてに。
おしりのしびれも限界だったので、１７：３０頃、吉野家に入り早い晩飯がてらの休憩を取りました。
時間がないので、あまり休憩を取ることもできませんでしたが、少し復活。
宮崎港を目指します。１８：００過ぎ、ようやく宮崎港着。
到着が遅れそうだったので、途中で予約の電話を入れていたので、何とか座席をゲット。
お風呂だけ入って少し焼酎を飲み、すぐに寝ました。
大浦町？の干潟
宮崎～日向～貝塚航路の
フェリー「ひむか」
（２００５年３月いっぱいで航路休止）
紀淡海峡
友ヶ島と淡路島の間をたくさんの船が出入りしています。
結構壮観でした。
大阪湾に入ったところで日の出を迎えました。
間もなく大阪南港かもめ埠頭に接岸。
自宅までの短い走りをもって、弾丸ツーリングのパート２は終わりました。
全走行距離 ９７５㌔
ー完ー
紀淡海峡と日の出
マリンエクスプレスのファンネルマーク
