れんと、屋久島に行く 宮の浦岳登山編 2ページ目 |
||
AM6:00淀川登山口 (まだ真っ暗です) |
早起き出来るか心配でしたが、今回は気合いの入り方がちがうっ! てな訳で、4:30起床しました。 そこからもしゃもしゃと朝ご飯を食べて、さあ出発です! 5:00・・・日本でも西の方にある屋久島。 まだ真っ暗です。 夜も明けないうちから、登山口への入り口の集落「安房」(あんぼう)には、 すごい数の車と人がいました。 登山用のお弁当を販売しているお店も開いています。 すごいなあ・・・ れんとは登山口を目指してバイクで山道を走りはじめます。 安房から20分くらい?走ると、 宮の浦岳への登山口と縄文杉方面の登山口へ向かう道路の分岐点である「尾立峠」に到着。 今回は道を左にとります。 しばらく走ると「ヤクスギランド」を通過しまして、 屋久島ユースから1時間弱で、ついに「淀川登山口」(よどごう)に到着しました! まだ暗いです。 しばらく荷物の点検とか準備体操(大事ですよ〜)靴の点検をしたあと、 6:20、登山を開始しました。 |
|
暁に染まる木々 |
注意! 屋久島では入山する人全てに入山届けを義務づけています! 宿泊施設、観光案内所、登山口のいずれかで、必ず届けを提出してくださいね! あと、宮之浦岳や縄文杉、その他のコースは立派な登山です。 過度に恐れる必要はありませんが(私でも登れましたし)、 必要な装備は必ず持参し、十分な計画を立てて入山してください! 安易に考えると大変危険です。 天候状態、自分の体力等を考えて、 時には撤退する勇気を忘れないでください! (読んでいくとわかります〜) |
|
淀川にかかる橋 |
日頃の運動不足がたたり、いきなり息が切れ出すれんと。 だいじょうぶなのか?!自分でも不安になります。 でもしばらく歩いているとペースがつかめて来ました。 ちょっと安心かな。 宮の浦へ登山する人は少なめでした。 私の他には3,4組ぐらいしか歩いてないようです。 淀川避難小屋への途中、山が暁に染まりました。 日の出です。 7:00に淀川避難小屋に到着。 イイペースです。ここまでは快調です。 しかし!ここからが大変です。 淀川を越えると一気に標高が上がります。 ほんとに休み休み歩くといった感じになります。 途中とうふ岩が見えるポイントがあります。 話には聞いていましたが、ホントにとうふのように切れてます。 これが自然にできてるんですから驚きです。 そして、ようやくといっていいでしょう、 花之江河の湿原に到着しました。 |
|
とうふ岩 |
花之江河 |
|
やくざるです。 (見事なおしりです) |
地図を見ると、距離的にはほぼ中間点なので、大休憩を取ることにしました。 チョコをほおばっていると、二人組の男性がやって来ました。 やくざるをみて「見事だなあ」「箕面の猿はもっと汚いよね〜」とか話しているので、 関西の方だというのは分かりました。 話してみるとびっくり! 百名山を登ってきて、今日の宮之浦岳が100山目だというのです(パチパチ) お金と時間と体力が必要なので、誰もができるものではないですもんね。 みかんを頂きました。ありがとうございます〜(^_^)/ さて休憩終了、再び歩き始めます。 ここからはそんなに標高差もないし、楽かな〜と思っていたら大間違い。 道自体はこの先の方が厳しそうです。 |
|
湿原のコケ |
登山道 |
|
ここも登るんです |
う〜ん、厳しいです。 ロープで上り下りする箇所もあり、大変です。 足に痛みが出始めました。 なぜか股関節が(^^;う〜んやばいかも。 引き返そうかとも思いましたが、ここまできたしもうちょっとがんばってみることに。 景色はいいです。 尾根を歩いてるから眺めはいいんですよねえ〜 |
|
登れ登れ! |
屋久島の山々 |
|
案内板 |
かわいい奇岩が多いです |
|
人面岩?! |
11:20 ついに山頂に立つ!! |
|
宮の浦岳から永田岳を望む |
11:20!!ついに山頂に立つ!! 誰もいない山頂に一人立ちました。 風もやんで全くの無音の世界でした・・・ すごい!音がないんですよ。 生まれて初めての体験でした。 すぐ向こうに永田岳も見えます。 なんか芝生の庭みたいに見えますね。 ここで昼食にしました。山のてっぺんで食べる昼ご飯は最高ですね〜 12:00までのんびりしたあと下山を開始しました。 |
|
楽あれば苦もあり、帰り道は苦難の連続でした。 痛み始めてた股関節がかなり痛み出しました。 足も痛くて、歩いてる時間より、休んでる時間の方が多くなってきました。 なんとか花之江河までたどり着きましたが、もう一歩も歩けない状態に。 しかし歩かないと帰れません。 自分にむち打ち、ヒーヒーいいながら一歩一歩足を前に投げ出すような感じで歩きました。 どれくらいひどいかというと、歩いてるのに足がけいれんしてるぐらいです(笑) 花之江河からは急な下り!! 足が痛くて踏ん張れない状態での下りは最高に辛いですねえ〜 本当にひどい状態で淀川避難小屋にたどり着きました。 ここで途中で抜かれていた女性3人組が休んでました。 彼女たちはガイド付きです(豪勢だ・・・)エアーサロンパス持参でした〜 Σ (゜Д゜;)持ってくれば良かったのか・・・・ (気づくの遅い) あまりにひどい状態だったので、ガイドさんが見かねて「そこの川に足つけるといいよ〜生き返るから」と教えてくれました。 足を引きずり歩き、足を浸すこと数分。 少しよみがえりました〜。 少し回復したところで再び歩き出しました。登山口までもう少しです。 あと少し・・・もう少し・・・ やった、着いた!着いたぞ〜!! 14:30、ようやく帰り着きました。 思わず「うお〜!」って叫んじゃいました。 先に到着した女性三人組のガイドの方に「車に乗っていきますか?」と親切に声をかけていただきました。 (ありがとうございます) でもバイクがあるのでお断りしました。 バイクに乗るのがひと苦労! 足が上がらないんです! 手で足を持ち上げて乗りました(^^; 下山したら、入山届けしたところで下山届けを忘れずに! 私は安房から宿に電話しました。長い一日がようやく終わりました。 |
||
to be continued・・・ | ||
2004トップへ | ||
Homeへ |