れんと、屋久島に行く

帰りたくないなあ〜の巻

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宮の浦港接岸中の
上屋久町営「フェリー太陽」
口永良部〜宮の浦〜島間
 「旅人の宿 まんまる」は、お値段少し高め(7500円 1泊2食付き)ですが、
お部屋を個室利用できましたし、お風呂も立派だったので、
良かったですよ〜
 でもなんといってもご飯がおいしかったですね〜
 創作系の居酒屋のように盛りつけも工夫されてました。
 でも、創作系にありがちな「え?これだけ?)ってこともなく、
ボリュウムもあって
大満足でした。
 みなさんも一度泊まってみられては?
(でも洗面所にはハンドソープくらい置いてください・・・)
 屋久島での最後の夜だと思うと、なんかしんみりしちゃいました。
 また友人達に絵はがきを書いたりしていると、寝てしまってました・・・

宮の浦へ入港してきた
「フェリー屋久島2」
 翌朝は風と波の音で目が覚めました
(まんまるは海に近いのです)
 さわやかな天気です。朝ご飯までにお天気ちぇーっく!
な、なに〜?!
台風23号北上を開始していました!
(とほほ〜)
 追いつかれる心配は今のところ少ないようですが、
海が荒れ出す
危険性が・・・
 おいしい朝ご飯を済ませると、荷物をまとめました。
 バイクにパッキングを済ませると出発です。
 白谷雲水峡に寄っていこうかとも思いましたが、
ヘタにトラブって今日のフェリーに間に合わなくなるとやばいので、
次回にすることにしました。
 宮の浦までいって、家や職場へのお土産を見繕うことにしました。
 船は13:20に出航なので、11:00にご飯に出かけました。
 今日も「かぼちゃ家」です。今日は「鹿児島ラーメン」にしてみました。
おいしかったですよ〜
 それから港に向かい、のんびり海を見たり、入港してくる船を見たりして過ごしました。
 12:30にフェリー屋久島2が入港・接岸。
 たくさんのお客さんが降りてきました。12:50頃に乗船開始。
13:20、屋久島に別れを告げました。(また来るぞ〜)

さようなら屋久島
また来る日まで
(波が高くなってきてます)
 相変わらず「フェリー屋久島2」は快適です。
船内販売も回ってきます。
 ソフトクリームを注文すると、席まで持ってきてくれます。うれしいです。
 船内では札幌のライダーさんと仲良くなりました。
 これから先どこ回ったらいいですかね?とか広島寄ってお好み焼き食べたい、
とか言うので、
二人でああでもない、こうでもないとルート談義に花が咲きました。
 こういう時間も楽しいものです。
 17:20鹿児島港に入港。
 指宿に行くとかなんとか言ってた札幌のライダーさんとここで別れて、
私は桜島ユースに泊まることに。
(ここは屋久島への行き帰りに利用すると宿泊料が割引になるんです。)
 で、早く行ってもしょうがないので、港をぶらぶらしてました。

三島村営「フェリー三島」と桜島
 鹿児島港には「フェリー十島」「フェリー三島」が停泊してました。
 ラッキー!
 がんばって写真撮ります。
 晩ご飯はめんどくさかったので吉野家で(^^;
島でうまいもの食べ過ぎて、おいしくないこと
(−−;
 美食に慣れると駄目ですねえ・・・
 またも桜島フェリーで桜島に渡り、ユースに到着!
温泉に入ってのんびりです。 

夕焼けに染まる
十島村営「フェリー十島」
 
 翌朝、素泊まりの私が出かけようとすると、
ユースの方が「コーヒーでも飲んで行きなさい」と声をかけてくださったので、
飲んでいくことに
(ありがとうございます)
 朝からのんびりくつろぎました。
 いざ出発!とてもいい天気です。
 今日は夕方までに宮崎港に着けばいいのでまともにいくと昼前に着いちゃいます。
 で、寄り道していくことにしました。
 まず霧島神宮。
 ここの「蒸気や」さんで「かすたどん」を買います。
(おいしいんだぞ〜。カスタードクリームが入っているのだ!)
 ついで5月に雨の中走った「人吉ループ橋」再挑戦!
走りに夢中で写真忘れた・・・
 人吉ではお城を見て、
球磨焼酎
(米)を購入するべく、たまたま目に付いた酒屋さんに入りました。
 するとそこのお店の方は球磨焼酎にかなり詳しい方で、
蔵にもよく買い付けなどで顔を出したりするそうです。
 焼酎談義で盛り上がっちゃいました。
 で、お勧めの「せんげつ」「豊永蔵」を購入しました。
 あとはのんびりと宮崎港まで走ってフェリーに乗船。
楽しかった旅は終わりました。
 宮崎港では岸壁にばしばし波が・・・・
 台風23号の影響からか船はそこそこ揺れました
 船内で知り合った東海のライダーさんは「けっこう揺れましたねー」と翌朝驚いてました。
「いや、揺れるときはもっと揺れますよ」というと、さらに驚いてました(^^;
 

 屋久島というと「雨」のイメージ強いですが、
今回のツーリングではちっともが降りませんでしたね。
 良かったです。

教訓:日頃の行いが大事です

(全走行距離 814`)                                         完
〜旅情報〜
 屋久島へのツーリングは「フェリー屋久島2」が便利です。
 約4時間の船旅です。船内設備も快適ですし、デッキもたくさん整備されていて、
眺めもいいですよ〜
 船賃は2等+750cc以下1台でたしか7,700円です。往復割引もあります。
 何日以内に利用しないと帰りの切符が無効になるという制限があったような気がします。
(うろ覚えですいません)
 屋久島で沈没するならともかく、一般の方にはお勧めです!
(かなり安かった)詳細は直接 折田汽船 様までお問い合わせください。
 宿泊施設についてですが、いわゆる旅人向けには「屋久島ユース」「枕流庵(とほ宿)」があります。
 世界遺産登録などで近年はたくさんの宿(ライダーハウスからホテルまで)があります。
 いろいろ泊まってみるのも楽しいですよ。
 現地の観光案内所でも案内してくれます。
 宮之浦岳・縄文杉方面へ登山をされる方なら安房近辺で泊まると便利です。
 基本的に予約なしの気まま旅がモットーのれんと方式ですが、屋久島ではお勧めできません(^^;
 トップシーズン
週末はかなりの入島者があるので、あっという間に満室になります。
 島内野宿禁止で、キャンプ場も少ないので、宿と往復の交通手段だけは予約を取っておくことをお勧めします。
 登山を予定されてる方へ:入山・下山届けはきっちりと出してくださいとの事。
 宿・観光案内所・登山口等で出せます。
 下山予定時刻を24時間過ぎても下山届けが無い場合は捜索が始まるそうです。
 ですので登山の途中で予定を変更して別のルートで下山、下山届けもしない、といったことは多大な迷惑行為になります。
絶対におやめください。
 また、屋久島の山は巨大な岩石です。
 土壌が少なく、雨が降るとあっという間に鉄砲水がでます。
 
悪天候時には登山はやめたほうが無難です。
「せっかくきたから」
と無理に登るのだけはやめた方がいいです。
 生きていればまた機会がありますから。
 あと靴だけはしっかりした登山靴を履いた方がいいです。
専門書やガイドブック、現地の観光案内所等でしっかり情報収集して、きちんとした装備でお出かけください。
れんと屋久島に行く 完
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