「さ・寒すぎる・・・」

れんと、雪中観梅の巻

雪でびしょびしょの愛車
 さあ2005年、ツーリングシーズンの始まりです!
今年も楽しいツーリングがいっぱいできるといいなと願いつつ、
出発です。
和歌山県は「みなべ町」に、観梅に出かけます。
 「 まだ2003年のツーレポとか出来てないのに、
もう次のシーズン始まっちゃったよ〜まいったな〜」などと、
くだらないことを考えつつ南下。
 和歌山市内に入り、紀ノ川大橋を渡っているときの気温は6℃。
しか〜し心配は無用!22、000円の大枚はたいて購入した、
モンベルの「ランドクルーザーパンツ」(透湿防水・中綿入りの防寒パンツ)
をはいているからへっちゃらなのである。
 「うーん、ホントに寒くないな〜いい買い物したな〜」と思いつつ、国道42号線を南下。
海南市、有田市を順調に通過。 
 しかし、広川町から由良町に入る「水越トンネル」手前から異変が発生!
 なんと「雪」が降り出しました!

ようやく梅林の入り口へ
 「うひょ〜」なんて最初は喜んでいたが、やがて顔が引きつり出しました。
「ふ、吹雪いてる・・・」
ものすごい勢いで降り出しました〜!
 シールドについた雪が、溶けずにどんどん張り付いていきます。
 「雪で前が見えね〜!」これは初めての体験です!
ワイパー代わりに、手でシールドに張り付いた雪を払いつつ走ります!
しかし雪は降り続き、御坊市内でついに小休止しました。
コーヒー飲みつつ持参のカイロを投入です。
(なんで南国和歌山で雪に・・・)
 雪がやむのを待って出発。御坊市を過ぎて印南町に入る頃に、
ようやく日が差してきました〜うれしいです〜。
みなべ町でようやく晴れ間がでて、一安心です。
 梅林への道は、以前来たときよりもわかりやすくなっていました。
駐車場へ入れようとしたとき、2輪は路駐おっけえの標識なのに気がつき、
路駐することにしました。

いももち
 


みなべ市街

 バイクを置いて、てくてく歩き出しました。
道沿いに、たくさんのお店が出てました。
全部、梅干しをはじめとする、梅関係商品のお店です。
 途中で「芋餅」(餅米とサツマイモの粉を混ぜたもので餡を包んだもの。一個120円)を売っていたので、
食べてみました。

「う、うまいぞー」

またも味皇さまが登場です。
 日は出たり陰ったりしていますが、天気はまずまずでした。
入場料250円(大人)を払って、散策コースを歩いてみます。
まだ7分咲ぐらいかな?満開ではありませんが、十分きれいです!

 

梅林
 
この階段、登れるのか?(笑)

遊歩道
 たくさん写真を撮りましたが、変わったものを一つ。
上の写真をご覧下さい。「ちゃんと真っすっぐ写真撮れよ〜」とか思った人いませんか?
 これ、これでいいんですよ(^^;すごい角度の階段でしょ?
「ロードオブザリング」を彷彿とさせる、
「へたするとオーバーハング」
の階段を紹介しました。(ワラ
 もちろん、観光客が歩く散策コースは、
左のようにきちんと整備されていますので、ご安心を(笑)
 のんびり歩いて約2時間の滞在・散策でした。
帰りにお土産を購入。「梅干」と、先ほどの「芋餅」を買って帰ります。


遊歩道

かえる橋
 
かえる橋

フェリーひむか(日向)
 帰りに国道42号線を北上していると、変なものが見えたので寄ってみました。
印南町にある陸橋で、「かえる橋」といいます。
(そのまんまや〜ん)
 結構有名な橋で、バイク雑誌とかにも載ったことあるので、知ってるかな?
知らない人は驚いてくださいね。
 そのあと由良町を走っている時に,見覚えのある船首が国道からちらりと見えました。
 「まさかな〜」と半信半疑で由良港に向かってみると、やはりそうでした!
 この1月一杯で休航した大阪貝塚ー宮崎日向航路を走っていた、
「フェリーひむか」
(旧れいんぼうべる)が、
三井造船由良工場に係留されていました。
船名もそのまま残っていました。
時折雪が舞う中を、さびの浮き始めた「ひむか」が係留されているのを見るのはすごく切なかったです。
復活する日を祈りつつ、港を後にしました。
 こういう寒い日は、日が陰ると寒くて大変なので、
この後は寄り道せずに帰りました。    
                     (終わり)

フェリーひむか

フェリーひむか
れんと、雪中観梅 完
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