JR加古川駅
 年度末の忙しいこの時期、なんとか3連休をゲットした私。
 九州に飲みに行こうか、はたまた北海道に飲みに行こうか、いやいや休みがあえば、東京の知人を訪ねようかと思案しておりました。
 がっ!天気予報は無情にも「土曜午後から雨」の予報。
(な、なんだってー!?)
 それじゃあ、九州に行くのは自殺行為(雨に突っ込んでいってしまう)し、東京も無理(雨中の長距離走は厳しい・・・)北海道は帰りの飛行機が心配ってことで、近場に出かけることにしました。
(長い前振り・・・;)

花ふさ
 近場に出かけると決めても、自宅でぐずぐずしていた私。11:00近くになり、お腹も空いてきました。
「腹減ったな〜昼飯にすっか〜」
 以前から気になっていたのが、加古川市ではふつ〜にあるという
「かつめし」
いったいどんな食べ物なのか、食べに出かけることにしました(笑)
 出かけると決めるまでは「グズでのろまな亀」な私ですが、決めると早いです。織田信長も真っ青な武装(?)の早さ!
5分で準備完了!直ちに出発です。
 時間がナイので高速使います。しかし、阪神高速はクレジットカードが使えない、という事実にびっくり仰天!!
(ETC登録しているカードのみ使えるそうで)
 料金所でいちいち財布を出して料金を支払う羽目に。いらいらします。
「だいたいバイク用のETCもないうちから、なんでハイカを廃止すんだよー」
文句をいいつつ第二神明道路までやって来ました。
「加古川ってどこにあんだ?」
そうです。私、兵庫県の地理にはとんと疎いのでございます。特に伊丹・川西・尼崎・西宮の位置関係が何度聞いても覚えられません(^^;
しかも今日は地図持ってきてません(どひゃー)
「ま、加古川バイパスがあるんだからその辺だろう(オイオイ)」
すごいお気楽さで先を急ぎます・・・汗
加古川バイパスに入りました。しばらく行くと「東加古川」という出口の看板。
「この辺で降りるか〜」
とバイパスを降りて、国道2号線に入ります。しばらく走っていくと、加古川駅の標識。
「駅前に行って聞こうか〜」
と、加古川駅前に向かいます。駅前で自転車整理していたおじさんに「かつめし」について尋ねたところ、駅前にもお店があるってことだったので、加古川駅前にある「花ふさ」というお店に行ってみました。

これが「かつめし」です!
(750円)
 「花ふさ」はケーキ屋さんでして、喫茶と軽食もやっているようです。こういうところのご飯は「?」なことが多いのですが、他の店分からないし、とりあえず食べて行くことにしました。
 注文して、待つことしばし。やって来ましたよ〜かつめし(^0^)
ご飯の上にビフカツがのってまして、その上からドミグラスソースがかかっています。
なんか根室の「エスカロップ」に似てますねえ・・・あっちはバターライス&トンカツでしたけど。
 「いただきまーす」
うん、うまい。ふつーにうまいです。実に普段着の洋食メニューですねえ。近所にこんな店があれば、たまに食べに来るかもって感じです。
 お店の方の話では、加古川ではふつーのメニューなんだそうです。
で、店によってバリエーションがあって、とんかつがのってたり、ソースがかかってたり、ケチャップだったりするそうです。ふむふむ。
 なんでももともと家庭料理だったらしいですよ。ちょっと納得。皿一枚に盛っちゃうと、洗い物減らせますもん(笑)

さくら?
 かつめしを平らげた後、駅前をぶらり散策。
 ソメイヨシノではなかったけど、桜が咲いていました。
 どうでもいいけど、加古川駅前は整理係がいるせいか自転車が実に整然と並べられてます。びっくりしますよ。

明石市内の2国
 さて、加古川を後にして帰路につきます。
 普通に帰るのはおもしろくないので、下道で帰ります。国道250号線(通称:浜国。国道2号線に対して海側にあるから?)を東に向かいます。
 国道250号線は整備が行き届いていて、快適に走行できました。
 明石市内で250号線は国道2号線(通称:2国(にこく))に合流します。交通量が多くなってきました。
 まっすぐ帰るのはおもしろくないので、明石城に寄っていくことにしました。

明石城
 明石は大阪への海陸交通の要衝になります。んでもって明石城の歴代城主は譜代・ご家門で固められています。
 石高は8万石前後なんですが、交通の要衝にあるため、3層櫓が4基もあった巨大なお城でした。(櫓の大きさは格式を表していました。3層櫓は天守に匹敵します。)

本丸西南には坤(ひつじさる)櫓
 ちなみに櫓の名前は、方角に由来します。
 昔は方角を12支で表していたのです。
 確か「子」が真北で以下時計回りになっていたはずです。

本丸南東には巽(たつみ)櫓

明石市街
 本丸からは明石市街を見ることができます。眼下に三の丸、明石駅が見えます。奥に見える山は淡路島です。

たこフェリー入り口

たこフェリー車両甲板

明石大橋
 たこフェリーは一時間に2本出ていて、とっても便利です。所要時間は約20分、料金は750CC以下のバイク+大人一人で900円ちょいです。
 船に乗ってから、明石焼きとイカナゴの釘煮を食べ忘れたことに気がつきました・・・(T0T)またの楽しみにします・・・
 船上からは明石大橋がきれいに見えます。

明石大橋を真下から見る
 このフェリーのいいところは明石大橋の真下をくぐるところですねえ。しかも明石海峡は交通量多いですから、行き交う船を見ていても飽きませんねえ〜
 夜も夜景で楽しめそうです。

たこフェリーの歌(笑)
 船内で「たこフェリーの歌」の歌詞を発見!
 どんな歌なんだろ(笑) 

岩屋港
 淡路島の岩屋港が見えてきました。
 ちなみに「淡路」の由来は「阿波(徳島県)路」なんだそうです。

明石大橋
 淡路島側から明石大橋を見ます。こちらからの方がかっこいいですねえ。

たこフェリー(あさしお丸)

たこフェリーと明石大橋

津名港フェリーターミナル
 のんびり明石海峡を行き交う船を見た後、国道28号線をのんびり走って津名港に向かいます。
 津名港からは大阪泉佐野港へのフェリーが出てます。

津名港
 フェリーサザンが入港してきました。かっこいい名前の割には少々くたびれた船でした(^^;

夕日
 乗船後甲板に出てみると、ちょうど日没でした。いい夕日です。

夕日
 沈みゆく夕日に、
「今シーズンも休みがたくさん取れますように」
とお願いしました(爆笑)
 今シーズンもいい旅に恵まれますように・・・
「今回のおみやげ」コーナー(笑)

チーズケーキ「日岡山」
「かつめし」食べた「花ふさ」さんは、もともとケーキ屋さんです。というわけでチーズケーキ「日岡山」買ってきました。
 「日岡山」って地元の山の名前なんだそうです。3種類のチーズと北海道産牛乳他で仕上げた自信作(お店の方談)なんだそうです。
実際おいしいですよ〜機会があればぜひどうぞ〜
 
たこフェリーのストラップ
 今回乗船した「たこフェリー」グッズ販売にも力入れてます。
 今回はストラップ買ってみました。フェルト製のちょっとちゃちい(失礼)ストラップですが、愛嬌満点です。
 ちなみに左が「たこぽん」君、右が「ねえたこ」ちゃんです。
一個300円ですが、2個買うと500円お得です(笑)
 「たこは吸い付いたら落ちない、離れない」ことから、受験、恋愛のお守りに「引っぱりダコ」なんだとか(爆笑)
 自画自賛じゃないの〜?と思いつつおすすめしちゃいます。
興味ある方は>
「さて、昼飯にすっか〜(笑)」播州ツーリング 完
2006.3.18作成
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