ベイクドエッグトースト  翌朝、まだ薄暗い船内で目を覚ましました。
 朝ご飯をいただくことにします。徳之島で購入した「ベイクドエッグトースト」をいただきます〜(^^)
 実は私、ベーコンエッグが大好きなんですよ〜
それがトーストに載っかっているなんて・・・最高ですねえ〜
ちなみにこれも「エブリワン」で売ってます。

開聞岳
 昨夜は3メートルの波予想に違わず、結構船は揺れました。
なんか妙に静かになったなあ〜と思ったら、開聞岳が目の前にそびえていました。
 錦江湾にはいったのです。
これで波の心配はなくなりました。

乗船券
 またまたお約束の乗船券です。
 多客期の2等船室は、臨時席も発動して難民船の様相を呈するのですが、今回は6,7割の乗船率だったので良かったです(笑)

屋久島に向けて出港する
「フェリー屋久島U」
 まもなく鹿児島港入港の船内放送が始まった頃、鹿児島港を出港してきた2隻のフェリーと行き会いました。
種子島に向けて出港する
「フェリーぷりんせすわかさ」

クイーンコーラルと桜島
 荒天のため、1時間遅れで鹿児島新港に入港しました。
クイーンコーラルが接岸しています。

荷役作業
 接岸すると、お約束の荷役作業が始まります。
 ただ、時間に余裕があるせいか、のんびりとしたムードが流れていました。
 いよいよ下船です。

仙嶽園の大砲
 さて、今日は夕方までに宮崎市に到着すればいい訳です。
時間に余裕があったので、仙嶽園に寄ってみることにしました。
 仙嶽園は島津家の別邸だったところで、四賢候と称えられた島津 斉彬が、この地に溶鉱炉等を築いて殖産事業を始めたところとしても知られています。
 ということで、かつてこの地で作られた大砲が復元展示されてました。

 園内をうろうろしてると、着物姿の女性が目につきました。なんかお茶会やるみたいですな。
 そうゆう高尚な趣味のない私は、ドイツW杯、中村俊介真っ青の華麗なスルーです(笑)

ものすごい石灯籠だ・・・

水力発電の跡
 左の写真は園内にあるダムの跡
 水車を回して発電していたそうです。ものすごいなあ〜
 薩摩藩(というより島津家?)が行った殖産政策のあれこれは集成館に展示されてました。
 歴史に興味のあるかたはオススメです。
(ただ、庭園はしょぼいです)
 鹿児島って今でも島津万歳!(薩摩万歳?)の土地柄ってのがよく分かりますよ〜
 斉彬候なんて神様になってますしね・・・

尚古集成館

やぶ金の提灯
 さあ、いよいよ帰りますよ〜っとその前に「ぢゃんぼ餅」食べないと〜(笑)
 ようやく桜島フェリーに乗船します。このフェリー、船内で食べるうどんが意外と有名
 中でも「やぶ金」さんはおいしいらしいです(syunさん情報)
 たまたま乗った船が「やぶ金」でした〜ラッキーです。

やぶ金

きつねうどんにもつけあげ(さつまあげ)
 時間もちょうどお昼だし、おうどんいただきました。
 鹿児島だけに、必ずつけあげ(薩摩揚げのこと。鹿児島あたりではこういいます。)が入ってます。

 「おっ」

 確かに今まで食べた桜島フェリーのうどんでは一番おいしいです。(^^)
おつゆまで全部いただきました〜

「フェリーきかい」
 うどん食べながらふと見ると、「フェリーきかい」が鹿児島港に接岸していました。
 桜島に上陸後はとりあえず「マグマ温泉」でお風呂に入ります。
 その後は国道224号220号をつなぎ、志布志市を通過。宮崎県内に入ります。
この辺から雲行きがかなり怪しくなってきました・・・
 「あ〜;。;」
 南郷町に入ったあたりで、たたきつけるような激しい雨がっ!
 あわててカッパを着込んで、憂鬱な気持ちのまま走り続けます。
日南市内で少し小振りになったものの、その後は宮崎港まで土砂降りが続き、おかげで再び股○に再浸水・・・・(泣)
 「くっそ〜」
情けない気持ちで走り続けました。
 宮崎港近くの日高屋さんに立ち寄り、自宅用のおみやげを購入。
コンビニで晩ご飯を購入して宮崎港へ。
 チケット購入のためにバイクを停めたところ、スタンドがちゃんと出てなかったらしく、いきなり倒してしまいました・・・orz
 (後日、被害が判明。ブレーキレバーが曲がり、サイドバックに積んでいたカメラにヒビが・・・泣きそう)
 バイクを引き起こす際に指の皮をめくってしまい、えらい流血を起こす始末。
チケット買うときに、流血に気がついた宮崎カーフェリーのお姉さんが、バンドエイドくれました。
 ありがとうお姉さん。
この場を借りて御礼申し上げます。(たぶん見てないと思うけど)

真っ黒くろすけ
 さて、今日も海上荒天の予報。
 乗船前からフェリーターミナルには「本日荒天のため、かなりの動揺が予想されます。妊婦の方の乗船はお断りいたします」との放送がくどいほど流れ、チケット購入の際も荒天による1時間程度の延着を告げられ、延着同意を求められました。
 ま、この大雨の中を自走で帰らなくても済むのなら、何時間の延着でも同意したでしょうけど(^^;
 ・・・予告通り、出港と同時にフェリーはばっこんばっこん揺れました。(笑)
酔いませんけど、安眠はできなかったなあ〜
 さて、翌朝も真っ暗なうちから目が覚めました。
 今日の朝ご飯は、徳之島のエブリワン(くどいなあ・・・)で購入した「真っ黒くろすけ」君です。
チョコパンをチョコでコーティングした「くろすけ」君、とってもラブリーなので食べるの辛かったんですけど、胃袋の中に収まりました。(笑)

沖の島
(紀淡海峡)
 朝ご飯をすませて甲板に出てみると、冷たい風が身にしみました。
 もう近畿地方は冬の景色になろうとしていました。
奄美とはものすごい気温差です(笑)
 やがて空が明るくなり、船は大阪湾の入り口である紀淡海峡を通過します。

あ、飛行機だ!
 きゅいーんという音で空を見てみると、関空に着陸する飛行機が上空を通過していきました。

先行する
「さんふらわあきりしま」
 船の左前方を見てみると、見覚えのある船が前を走っています。
 
 「あ、さんふらわあだ!」

 さんふらわあが先行していました。

先に大阪南港に着岸した
「さんふらわあきりしま」
 ほぼ同時に入港した2隻。
 さんふらわあはそのまま着岸するので、すぐ接岸を終えてました。
 宮崎カーフェリーの方はというと・・・
 180度回頭してから接岸するので、すごく時間がかかるんですよ〜
 おまけに車止めを外す作業にかなりの時間がかかったので、下船は10:00になってました。(笑)
 そんなこんなで楽しかった島巡りもおしまい。
 来シーズンもいい旅できるといいなあ・・・
 これで奄美6島(大島・加計呂間・喜界・与論・沖永良部・徳之島)を全部訪問したことになります。やりましたね〜
 今度はやっぱり夏に行きたいな・・・(笑)
れんとの島巡り 完
2007.1.2作成
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