さすが３月だ！まだまだ寒いぜ！
平戸島へ
「STRIKE」とラスト・ロングツーリング
唐津城
私もちょうど１年ほど前に平戸島を訪れてました。今回はそのお話です。
３月も押し迫った某日、いつものように仕事を終えてフェリーに乗船しました。
目指すは九州平戸島です。
翌朝、曇り空の下を新門司港に到着。ひんやりと冷え込む中を高速に乗って、
一路福岡市を目指します。
福岡ＩＣで降りると、国道２０１＞３＞２０２号と乗り継いで西を目指します。
福岡市、前原市を通過すると交通量は激減。快適ですがホントーに寒い！冷えます。
やがて唐津市に到着。お昼にしようかとお店探しましたが、
適当なお店も見つからず、結局ロッテリアで食べました。
食べてる途中に急に腹痛が！やはり寒かったようです。
（冷えるとよくお腹を壊すんです）
しばらくトイレにこもってました。（お食事中の方スイマセン）
唐津城
呼子は「日本三大朝市」とか言われてるくらい、朝市の有名なところです。
また、壱岐に向かう国道フェリーも出ています。
麦焼酎の島「壱岐」にいってみたかったんですが、時間が足りないのであきらめました。
呼子の港には、露店がいくつか出てまして、おいしそうなイカが出てたんですが、
生ものなのであきらめて、アジのみりん干しを購入しました。
（家に帰って食べたんですが、そのおいしいこと！スーパーで売ってるやつは食べられないですよ！）
呼子
呼子
呼子の桜
お城大好きなので、見ていくことにしました。
名護屋城は、朝鮮出兵の際に豊臣秀吉が前線司令部として築かせたお城でして、
臨時の城とは思えないくらいに立派な石垣を築いていました。
秀吉の死によって不要になり取り壊されているので、
廃墟といえばそうなんですが、それでもかなりの規模です。
近くに博物館もあって、のんびり見物してました。
日が陰って寒くなってきました。
今宵の宿、平戸たびらユースホステルに向かいます。
たびらユースホステルは立派な設備で、フロントの方も丁寧な方です。
おすすめですよ。
肥前名護屋城跡から
壱岐方面を見る
見事な段々畑
平戸たびらユースホステル
通行料１００円（たぶん）の平戸大橋を越えると、すぐに平戸市内です。
市役所の駐車場にバイクを置いて、お城を見物することにしました。
ここ平戸は、長崎の出島に移る前のオランダ商館があったことからも分かるように、
貿易港として栄えたところです。
お城もそれにふさわしく、平戸の港を見下ろせる場所に築かれていました。
平戸大橋
平戸城
狸櫓
その名も「たぬき櫓」です。
何でも櫓の床下にタヌキが住み着いちゃった事から名前が付いたそうです。
櫓の入り口にその辺の話が書かれてまして、
いったんは床下の巣に入る穴をふさいじゃったそうなんですよ。
そうするとタヌキが夢枕に立って、
「住まわせてくれるなら、お城を火災から守ってあげますよ」
と言ったそうなんです。
で、タヌキを住まわせてあげるようになったんだとか。
しかもそのタヌキの何代か後の子孫が今でも平戸に住んでいて、扶持米（えさですね）もらっちゃってるという・・・
なんとものどかなお話です。（日本昔話にでも出てきそうですね〜）
旧オランダ商館跡
何でもひな祭りにちなんだイベントを開催中だとかで、
昔から伝わるひな人形が、町のあちこちに展示されてました。
スタンプラリーも開催されていて、ひな人形全部見てスタンプを集めると、
温泉にタダで入れるというものでした。
これはがんばらなくては、と平戸の町をてくてく歩きます。
途中に「松浦資料博物館」があって、見てきました。
松浦家とは平戸のお殿様の家系でして、その屋敷跡が博物館になってるんです。
面白かったですよ〜
松浦家は平安時代からこのあたりを治めていた家でして、３００諸藩の中でも屈指の歴史を誇ります。
また、代々の当主に一文字の名前が多いのも特徴です。
（松浦 棟（たかし）とか、清（きよし）とか、曜（てらす）など）
展示されている資料の中で目を引いたのは、参勤交代の道中を記した地図でした。
なんと江戸まで片道４０日(６０日だったかな・・・）かかってるんですよ！
ものすごい長旅です。
いまは便利な時代だな、と思いますね。
おわたりちょうじゃ
ひらめピザ
平戸の海
いくつか選べたのですが、平戸海上ホテルで入ることに。
早速ゴ〜です。
平日の昼前に、のんびり露天風呂なんて最高ですね〜（＾＾：
堪能させて頂きましたよ、ええ。
お風呂がすんだら、お昼ご飯です。
ここ平戸は天然ひらめで有名だそうで、この時期は解禁されているそうです。
でも、普通の定食は高い（４，５千円）ので、ひらめピザ（当然期間限定です）を食べに出かけました。
「おいし〜」
幸せなひとときを過ごしました。
さあ、いよいよ平戸島一周です。
