佐渡へ、佐渡へと

れんともなびくよ〜

佐渡島ツーリング

直江津港接岸中のにゅーれいんぼうらぶ
(九越フェリー)
 今回は4連休で佐渡へ行く予定だったのですが、
仕事で一日削られてしまい3連休に。
佐渡を目指すにはかなりの強行軍になってしまいました(泣)
 そうも言ってられないので早朝に出発します。
 初日は晴天に恵まれてグングン距離を伸ばしました。
 
北陸道をひたすら北上していったんですが、
金沢を過ぎたあたりからおしりがしびれて痛くなってきました。
 座る位置をすこしづつずらしたり,直線でハングオン
(みんなやったことあるよね?ね?)
してごまかしていたのですが、富山県に入ったあたりからごまかしようがなくなり、
おしり痛さに
SAとPAをはしごする状態になってしまいました(とほほ)
 そこで予定を変更。最初は勢いよく新潟港から両津入りする予定だったのですが、
直江津港から小木に入ることにしました。
 それならせめてと今日中の佐渡入りを狙いフェリー乗り場へと急ぎましたが、
30分差で最終便を逃し
、上越市で宿を取ることに。
 旅の窓口」(今は楽天トラベルかな?)に携帯でアクセス!!(便利な世の中だ・・・)
 今宵のお宿は「ホテルα1上越」に決定しました。(禁煙ルームがあったもので・・・)

佐渡汽船のチケット売り場
(立派です)
 宿もきまったしどうしようか考えてたら、港の奥にフェリーが見えたので見に行くことに。
 直江津港の片隅に九越フェリーのターミナルがあり、
「にゅーれいんぼうらぶ」が接岸してました。
 やがて日も暮れてきたので、チェックインすることにしました。
 雁木作り(雪よけ)が美しい旧市街を抜けて(暗くて写真は撮れませんでした)宿に入り、
夕食を外に食べに行ったあと、翌日始発のフェリーに備えて早く休むことにしました。
 翌朝早起きして乗り場に向かいました。
 昨日の夕方から気になっていた、ターミナル内の立ち食いうどん屋さんで朝食です。
うどんのだしが真っ黒なので、東日本に来ていることを実感。
 今日は乗船する車も少なくて、船は定刻出航。海と空の境目がない乳白色の世界を船はのんびりとすすみ、
やがて佐渡島が見えてきました!(>。<)ノ
 いよいよ上陸です。

愛車と佐渡汽船乗り場

フェリー「こがね丸」

この航路は国道です!
 上陸してすぐのところに、あの「千と千尋」でも有名な「たらい船」の乗り場があったので、
乗ろうかどうしようか悩んでいたらなんとが!
 とりあえず先を急ぐことにしました.。左に海を見ながら走るために、
時計回りに島を一周することに。
とりあえずは島の最西端、沢崎鼻を目指します。
 まず有名な坊さんが漂着したという経島をみました。
 いい景色・・・何でしょうけど、岸辺に漂着したゴミが多くて・・・・・
ちょっといまいちかな?ここでもたらい舟やってました。
 沢崎鼻を過ぎてしばらくいくと道はR350に合流し、そのまま北上を続けます。
 佐和田のあたりでお昼にしたのですが、ふらっと入った町食堂のラーメンが、意外と(失礼!)おいしかった。
店の名前忘れました〜

佐渡が見えるぞー

車両甲板
(いよいよ上陸)

経島・矢島

奇妙な模様の岩だなあ・・・

坑道入り口
 さて、佐渡といえばやっぱり「金山」でしょいう!
「黄金の国ジパング」を支えた最大級の金山ですしね。
 相川では坑道跡を見学できるって事なので、寄ってみました。
(入場料700円)
梅雨の最中なので観光客もほとんどおらず、のんびり回れました。
 すごいですよ〜!え、何がすごいかって?
だってこの坑道を掘った道具は「ノミ」「タガネ」となんですよ?!
しかも「人力」で!
 気が遠くなりますよ〜
しかもですね堀も掘ったり、坑道の総延長はなんと「400km」!
 
人間「金」のためなら何だって出来るんですね。感心します。
 坑道の中には人形が置いてあって、当時の作業風景を再現してあります。
 この人形達えらく「ぼやく」「ぐちる」(^o^)
 過酷な労働を表現したいんでしょうけど、ここまで愚痴られると、
同情を通り越して笑ってしまいます。
 あと、金の鉱石って金が固まりで出てくるのかと思ってたら、これが大間違いでした。
 岩の中に砂粒大の金がプチプチと含まれてるんですよ。
 それを岩をすりつぶして砂粒大の金を取り出して、集めて、溶かして、固めて・・・・
金ってめんどくさいです(笑)
 金の延べ棒作るのって大変なんだなあ、と思った次第。
 付属の資料館もなかなか凝ってます。金の精錬までをわかりやすく解説してますし、
おみやげ物やさんもキンキラキン!一見の価値ありです。

坑道内

別の坑道(冷たい風が吹き出してます)

道遊の割戸
 外に出てきてまず気が付いたのは、山が割れていることです。
 実はこれも金を採掘した跡で、鉱脈に沿って掘り下げていって、ついに山は真っ二つというわけ。
人間の欲ってのはすごい!

 鉱山をあとにして、大佐渡スカイラインを走ることにしました。
これがまた気持ちのいい道で、びゅんびゅん飛ばしてしまいました。
もう少し天気がよければ眺めもいいのでしょうけど。佐渡の最高峰、
金北山はかろうじて見ることができました。
 いつも思うのですが、カーブが適当にあってバイクで走って楽しい道っていうのは、
観光バスには辛い道であることが多いです。
 こういう道で前を観光バスが走っていると、あまりの遅さにいらいらさせられたりします。
道を譲ってくださるバスの運転手もおられますが、たいていの場合追い越しもままならず、
後ろをついていくパターンがほとんどです。
皆さんはどうされてるのかな〜

大佐渡スカイライン

金北山(1172m)
自衛隊のレーダーがあるため、
入山には許可が必要です。
to be continued・・・
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