れんと、屋久島に行く 縄文杉に会いに行くの巻 4ページ目 |
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荒川登山口 |
さ〜ていよいよ縄文杉に会いに行くことになりました〜 ところがところが!登山口まで行く道路が先日の台風のために路肩が崩壊。 復旧作業中有との事で通行止め。 一般車両は入れないので、バス利用を強制されることになりました。 ところがバスの時間がなんと5:30! またも早起きするはめに・・・ (まあ早立ちは日帰り登山の基本ですが) 4:30に起床。今晩宿を移動するため、荷物は全部バイクへ (バイクは預かってくれることに) 前日の晩頼んでおいた登山用のお弁当を持って、バス停に向かいました。 ところが暗くてバス停が分からず、気が付くと次のバス停まで来てしまいました〜。 真っ暗闇の中バスを待っていると3人連れの観光客がやって来ました。 なんでも関西から来ているそうで、話が弾みました。 やっとバスに乗り込み、登山口へと向かいます。 (登山届けは前日に観光案内所に済ませました) |
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営林署の軌道 |
やっとの事で登山口に到着。 修学旅行生が来ているらしく、かなりにぎやかです。 みんな朝ご飯を食べていましたが、私は朝飯前に歩くことにしました。 6:20、まだ筋肉痛の残る足を引きずっての出発です(^^; 今回はいきなり登山道ではなく、営林署が作業用に敷設した軌道の上を歩いていく形になります。 枕木の幅と歩幅が合わなくて歩きづらいですが、 宮の浦への登山道に比べればはるかにマシです。 宮の浦へは前半飛ばしすぎてばてたので、 今回は慎重すぎるくらいにゆっくりとしたペースで歩いていきます。 次々と他のパーティに抜かれていきますが、 「ゆっくり、ゆっくり」といいながら歩き続けます。 |
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朝焼けの山々 |
登山道(軌道) |
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登山道 |
のんびりのんびり歩いていきます。 次々に抜かれるれんと。 「あせるな〜後半勝負だ〜(なんの?)」 とか自分に言い聞かせながら、歩幅を小さく取ってこつこつ歩き続けます。 7:20、小杉谷の集落のあとに到着しました。 ここは昭和45年(だったと思います)まで小中学校があったほどの集落でした。 校庭のあともありました。 ここで朝食です。さわやかな空気の中で食べるご飯のおいしいこと! 最高ですね〜ご機嫌です。 食べ終わってしばらく休憩したあと、再び歩き始めます。 なんと言っても今回は往復で20`ちょっとを歩くわけですから大変です。 |
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小杉谷橋 |
小杉谷小中学校の校門跡 |
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三代杉 |
やがて三代杉につきました。 これは三代にわたって倒木更新 (倒れた木の上に新しい樹が育ち、その樹がまた倒れてその上に・・・) を繰り返している杉だそうです。 初代の杉はすでに朽ち果て、大きな空洞になってます。 少し写真では見にくいですが、人が二人、空洞の中に立っているのが見えますか? それぐらい大きな木だったわけです。 こまめに休憩を取りながら歩き続け、9:40分、ようやく登山道の入り口までやって来ました 。ここにはトイレも設置されていて、整備が進んでいるところです。 (トイレはここと登山口にしかありません。他では出来ませんので注意が必要です。) ここからは一気に標高が上がっていくので、大変です。 |
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9:40、ようやく登山道口に到着 |
登りは結構きついものの、 道は宮之浦岳とは比べ物にならないくらい整備されているので、 まあ快適です。 ひょいひょいと登っていきます。 ついにかの有名なウィルソン株に到着しました。 ここはウィルソン博士が雨宿りするために入った洞窟が、 実は木の切り株だった、というエピソードで知られています。 中にも入ってみました。中の広さは約十畳、水もわいていて小さなほこらもありました。 (お供えはやっぱり三岳だったです) ふと見上げると空が見えていて、その形がハートに見えました。 なかなかロマンチックですな(^^; ここで小休止をとったあと、再び歩き始めました。 ここからはひょうひょうと登るっというわけにはいかなくなりました。 けっこうきついです。 休みながらでないと登れないです。 ふうふういいながら登ります。 |
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ウィルソン株(大きいです!) |
ハートに見えませんか? |
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夫婦杉 |
夫婦杉が見えてきました。 これは枝が伸びていって合体?してしまった杉だそうです。 とりあえず右側が夫、左が妻だそうです。仲良さそうですよね〜 そして11:20,ついに 縄文杉 に会うことが出来ました〜! やはり圧倒的な存在感です!巨大です! 森の長老って感じですよねえ。 立って眺めて座って眺めて、位置を変えて眺め、 ご飯食べながら眺め(笑)、十分に堪能しました〜 |
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縄文杉です! |
縄文杉 |
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ししがみさま(byもののけ姫) |
名残惜しくはありましたが、帰りの時間もあるので12::00、下山を開始しました。 途中ししがみさまそっくり?の倒木がありました。 面白いですね〜 帰り道は淡々と進みます。再び小杉谷を通過。 登山口まではもう少し〜 とここでかわいい警笛が聞こえてきました。 営林署の気動車がやって来ました。 とてもちいさくてかわいいです。乗せていってもらいたかったけど、我慢です(^^; 足もつらくなってきた15:50、登山口に帰ってきました。 バスが来るのが17:30・・・・ 早く帰りすぎた〜退屈です。 とそこに朝の3人組のお姉さん達が戻ってきました。 楽しくお話しできましたよ〜待ち時間もあっというまです。 (バスの中ではみんな寝てましたが) 安房の町に帰ってきました〜。 最初乗るつもりだったバス停を見ると、標識が台風で飛ばされて、 時刻表だけになってました。 こりゃ真っ暗なところでは分からないはずだと納得しました。 観光協会で下山届けを済ませ、前日の宿へバイクを取りに行ったあと、 本日の宿「旅人の宿 まんまる」に移動しました〜 |
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再び小杉谷 (校庭の跡) |
気動車です |
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to be continued・・・ | |||
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