福山駅前にて
 翌朝、6時に起きてテレビで天気予報を見てました。
翌日の予報はでした。
予定を早めて、今日中に帰宅することにしました。
7時から朝食なので、1階のレストランへ。
 普段ならビジネスホテルの朝食は取らないのですが、
「前日予約すると300円」という値段に惹かれまくって、
食べてみることにしました。
 「うん、いける!」値段が値段なので、
ちょっと心配しましたが普通においしかったですよ。
 食べ終わったらすぐ出発!休みは有効に活用しないといけません。
去年も訪れた「鞆の浦」に行くことにしました。

鞆の街並み
 前回は夕方だったのですが、今回は朝の訪問となりました。
朝の雰囲気もいいですねえ〜。
 今回の訪問の目的は「保命酒」です。
飲んでしまったので、買い足しに来ました。
 しかし時間は8:30。
まだ開いてないかな〜と恐る恐るのぞきに行ってみると・・・
 開いてましたよ〜(良かった)
 今回もお店のご主人山と話できたのですが、
いろいろと意欲的に新商品を開発しているとのこと
。いろいろ聞いてきました。
 まず最初は「梅酒」です。
最近は梅を甲類焼酎だけでなく、日本酒で漬けた商品が販売されていますが、
こちらは保命酒で漬けたもの。
 保命酒というと甘くて濃厚なお味なのですが、
梅酒にしてみた事で酸味が加わり、すっきりと飲みやすくなったとのことです。
梅はもちろん紀州の梅!
 漬けたのはいいのですが1トンもの梅を取り出すのにとても苦労したということで
、「来年は梅をネットに入れて漬けますよ」と、
笑っておられました。

保命酒の看板
 次の新商品は「たいやき」です。
 広島の名物お菓子というと、やはり「もみじまんじゅう」でしょう。
(誰だ?ぷよまんなんて言ってるのは?)
 しかしあれは安芸(旧国名。広島県西半分)のお菓子。
備後(広島県の東半分)福山にも銘菓をつくろう!
と言うことで作ってみたそうです。
に秘密?があり、「保命酒」の酒粕が練り込まれているそうです。
 う〜ん、がんばっておられるんですねえ〜
 で、そういう話をしてる店のご主人がまたいい顔していらっしゃる!
その笑顔で、保命酒と酒粕、梅酒とたい焼きを購入しました。
家での楽しみが出来ました。
 次のお客さんが来られたので、お店を出ました。
すると酒粕を買いに来られた近所の方が話しかけて来ました。
「鞆に何しにきたの?」
「保命酒を買って、海を見に」
「あ〜瀬戸内の海なんて駄目駄目」
「え〜?じゃあどこの海が一番きれいなんですか?」

山陰だな。山陰の海はきれいだぞ〜

「そ、そうなんですか・・・」

そうだったのか〜と思いつつ出発です。

岡本亀太郎商店のHPは>こちら

阿伏兎観音
 
 途中に「阿伏兎観音」の標識があったので、
寄ってみることにしました。
入り口で100円の拝観料を払って入ってみると、
なんと工事中でした。(がっくり)
住職さん?に話を伺ってみると、
去年の台風で高波をjかぶってしまった
との事で、修理しているのだそうです。
 工事は8月いっぱいまでかかるそうなので、
見に行くのなら、そのあとがいいでしょう。
(はい、ここ試験に出ます)
 お寺を出てしばらく走ると
、「内海大橋」が見えてました。急ぐ旅でもなし
渡ってみることにしました・

内海大橋

藤の花
 橋のたもとにパーキングがあって、
立派な藤棚がありました。
花が風になびいて春を感じさせます。
 横島の一番はしっこに、
大浜ビーチがありました。
ちょっときれいでしょ?
向こうには因島大橋も見えて、
なかなか良かったですよ〜

大浜ビーチ?

尾道

尾道

尾道の渡し

ケーブルカー
 いよいよ尾道にやって来ました。
今回は有名な「千光寺」に登って見ることにしました。
山の裏側から千光寺ドライブウェイ」で登っていきます。
てっぺんに駐車場があり、そこにバイクを停めて遊歩道を歩いていきます。
 まずは展望台へ。
いや〜いい眺めですねえ〜
尾道水道を一望できます。尾道大橋や、
尾道水道を行き交う渡しも見えて、飽きさせません。
 展望台のレストラン?では、「ラーメンパン」なるものが売ってました。
が、人が並んでたので、あっさりあきらめました(笑)
 ついで文学の小道を通って千光寺に向かいます。
断崖絶壁に立つおもしろいお寺でした。
瀬戸内みかんソフト  駐車場に戻ってきて、
売店で「瀬戸内みかんソフト」を購入。
おいしかったですよ〜
 山を下って尾道駅前のお好み焼き屋さんへ。
広島風お好み焼きで昼食です。
今日の尾道は「港祭り」とかで、駅前はかなりの人出でした。

再び福山市内
中国ローカルのスーパー「天満屋」
 さてお昼も食べたし、そろそろ家に帰る事にしました。
国道2号線を東に向かいます。
福山市内を再び通過。
気温がかなり上がってきて暑いデス。
 福山を過ぎると、もう岡山県です。
笠岡市(カブトガニで有名な街)からは国道2号線を離れて、県道47号線を走ります。
この県道はほとんど海沿いを走るので、
今日みたいな天気にはぴったりのツーリングコースです。

造り酒屋
(確か笠岡市)
 途中に造り酒屋が2軒もありました。
今は造りの時期ではないので、
ひっそりとしていました。
 結構道路工事が多くて、
信号待ちでちょっといらつきます。
倉敷市内に入って国道438号線に入りました。
けっこう交通量が多くて大変です。
 ここでまたやってしまいました!
高松行きのフェリーは、
宇野港(玉野市)から出てるんですが、
なぜか児島(倉敷市)とごっちゃになるんですよ〜(泣)
 間違えて、児島に行ってしまいました(笑)
瀬戸大橋を渡ろうかとも思いましたが、
今回は高速を使わないと決めていたので
、そのまま宇野港まで走ることにしました。

天高く昇天はしてません(笑)

宇高国道フェリーターミナル
 宇野港には2つの高松行きフェリー乗り場があります。
一つは「宇高国道フェリー」
もうひとつは「四国フェリー」です。
 この2つのターミナルは500メートルくらいしか離れておらず、
激しい競争を繰り広げています。
 どちらも28分おきに便があるので、
ものすごく便利。
しかも250ccのバイク一台1,400円
(四国フェリー、片道)と、
とってもお得です。
 ゆっくり休憩しながら、
約1時間の瀬戸内のクルージングを楽しめます。
ぜひツーリングのルートに入れて見てはいかがでしょう?

四国フェリーターミナル

高松市内
 高松港が近づいてきました。
高松市はここ数年、
高松駅とその周辺の整備を進めていて、
とても立派になってました。
 港のすぐそばにお城があるのも高松市の特徴。
高松藩12万石の居城、高松城です。

港のすぐそばが高松城

国道193号沿いに「招き猫」発見!
 高松市からは、国道193号で徳島入りを目指します。
途中の石屋さんで、めちゃくちゃラブリーな「招き猫」を発見!
思わずUターンして写真に撮ってしまいました(笑)

脇町
(徳島県美馬市)
 国道193号を走っていくと、徳島県美馬市脇町にでます。
ここ脇町は、「うだつ」のある街並みとして売り出し中です。
 「うだつ」って何?という方もいらっしゃるでしょうから、一応解説。
 江戸時代の街道沿いの家などは、軒を連ねて建てるわけです。
そうすると隣が火事になった場合、窓から類焼しやすいため、
火の手を遮断するために「うだつ」を上げた訳です。
 やがて防火の目的だったものが装飾の目的もかねるようになり、
各家では競って立派な「うだつ」を上げるようになり、
富の象徴
になっていきました。
 ここから生まれた言葉が、
「いつまでたっても、うだつのあがらない」
です。
つまり、いつまでも出世できない無能な人を指す表現になった訳ですねえ。
つまり私みたいなヤツを指して・・・(ToT)

「うだつ」のある家
 「うだつ」も堪能したし、
うだつのあがらない私
国道192号を徳島に向かいます(笑)

これが「うだつ」

まいどおなじみ南海フェリー
(和歌山〜徳島)
 20:00前に徳島港到着。
20:00発のフェリーに乗船しました。
いよいよツーリングも終了です。

船内
to be continued・・・?(笑)
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