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朝の宍道湖
 寝るのが遅かった割には、翌朝は早くに目が覚めました。
7:30に出発です。
 今日は少し松江市内を観光して、鳥取あたりまで走ろうかな〜と思いつつ、
とりあえず宍道湖を見に行きます。
 うん、きれいです。
今日もいい天気になりそうです。

なんじゃもんじゃ
 水郷でもある松江には、かつての堀や川を船でめぐる
「堀川めぐり」
というのをやってます。
今日はそれに乗っちゃおうと、
松江城大手門近くにある乗船場までやってきました。
 始発は9時からなので、まだ一時間あります。
松江城
を見に行くことにしました。
 左の木は「なんじゃもんじゃ」というそうです。
日本にはここと対馬、あと岐阜にしかないそうで、
白いきれいな花
を咲かせておりました。

松江城天守
 松江城の天守です。山陰では唯一の現存天守です。
出雲松平家18万6千石の居城でした。
 そろそろ堀川巡りチケットの発売時間になったので、乗船場に戻ります。
早くも大手前の駐車場は満車になってます。さすがはGWです。
 チケットを購入して、いざ乗船です。

お堀の鴨さん
堀川
武家屋敷

松江城北側
 乗船すると、観光客がえづけをしてしまったのか、
鴨ががーがーと寄ってきてえさをねだります。
子供連れのお客さんがおかしをあげてました。
 さあ出発です。鴨たちもしばらく追いかけてきましたが、
あきらめて次の船を狙いにいきました。(笑)
 いや〜なかなかいい感じですよ〜まったりと50分、市内の堀をめぐります。
時々低い橋をくぐるときに、屋根が下がってきて伏せなくちゃいけないのがちとつらいです。
私のように
座高の高い人間
(足が短いってことですな)は、
特につらい
ですねえ。

堀川巡りの様子はこちらもご覧下さい。雰囲気伝わるかな?

 楽しかった船旅が終わったあとは、近くのお土産物やさんで物色。
試食しまくったあげく、「若草」「薄小豆」という和菓子をゲットしました。

菅井君と家族石
 知ってる人は知ってると思うのですが、
「菅井君と家族石」
というフラッシュがあります。
島根在住の方が作っているようなんですが、
そのDVDが「島根県民会館」で販売されているのです。
 せっかく県民会館の近くまできたし(県民会館は松江城のすぐ前)、
みやげに買っていくかな〜と寄ってみました。
 会館の一角にレコード店でもあるのかと探してみましたが、
それらしいところはありません。
迷ったあげくにチケットぴあがあるコーナーで尋ねてみました。
 「あの〜」
 「はい?」
 「こちらの会館内にCDやDVDを取り扱っているところがあると聞いたのですが・・・」
 「(しばし考えて)菅井君と家族石ですか?」
 「そう、それです!」
 「ここで扱ってますよ」
やった〜ついにゲットしましたよ〜
定価は2100円です。島根にお越しの際はぜひお買い求め下さい?!

(制作者「蛙男商会」さんのHPは→こちら 1〜8話まで無料で見ることが出来ます(終了してます)

 これは面白いと思ってたら、今や「鷹の爪団」や「古墳ギャルコフィーちゃん」で
すっかり有名になりましたね。蛙男さんの今後の活躍に期待です。
(2010.2.27追記)


車が・・・
 ちょっと寄り道しましたが、いよいよ出発です。
 まずは中海に浮かぶ島
「大根島」

に向かいます。
この島の海沿いの道は、
ところどころガードレールがない

ところがあって、
夜なんか危ないなあ〜とか思ってたら
案の定!
車が海に落っこちてました(笑)

 登場のタイミング良さに、
思わず吹き出してしまいました。
 
 話は変わりますが、
この大根島は火山島
、小高い丘は噴火口の跡なんだそうです。
日本で一番低い火山だと言ってました)
どおりで岩が溶岩ぽいと思った〜

これでも立派な火山あとです
(タンクのある丘)

第2溶岩洞窟入り口
 
イワタメクラチビゴミムシ
(世界中でここでしか確認されてない!)
(過去に7個体しか見つかっていない!)

キョウトメクラヨコエビ

溶岩洞窟内
 道を走ってると、「第2溶岩洞窟」と書かれた看板があり、
気になったので寄ってみることにしました。
 入り口に到着すると、太った眼鏡のおじさんが出てきて
「見ていきますか?」と声をかけてきました。
「入場料でもとるのか?」と身構えましたが、さにあらず。
 なんか大学で研究されてる方のようで、洞窟の管理をしておられるようです。
(失礼しました〜)
 洞窟に入る前に長靴に履き替えさせられます。
外界の土や生物を持ち込んで、洞窟内の生態系を壊さないようにとの配慮からだそうです。

 上にある「ゴミムシ」世界中でここだけ
しかも過去7体しか見つかっていない
ひじょーに貴重な生物なんだそうです。(そりゃ貴重だよねえ)
「ゴミムシ」は見つかりませんでしたが、「ヨコエビ」は見ることが出来ました。
写真は大きいですが、この写真は電子顕微鏡で撮ったものなので、
勘違いしないよーに(笑)
 実物は糸くずが水たまりを漂ってるようにしか見えません!
2,3ミリくらいだったかな?とにかく小さいです。
普通えびは体を縦に折って進みますが、このえびは「ヨコエビ」と言うくらいで、
体を横に折って泳ぐ非常に希少なエビなんだそうです。
 で、この洞窟は地下にあった噴火口から吹き出した溶岩が通ったあとなんだそうです。
足下には流れ出た跡が残ってました。
 その所々にある水たまりのなかに、さっきのエビがいたんです。
なに喰ってるんだろう??どうやって繁殖してるのかな?
謎は深まるばかりです。

鰻丼
 久しぶりに生物の授業を受けた後、再び走り出しました。
すごくいいにおいがする
ので、Uターンしてみると「鰻や」がありました!
いいにおいの出所はここのようです。
ちょっと早い時間でしたが、お昼にすることにしました。
 鰻丼の大盛りを注文して待つことしばし。
きましたよ〜鰻丼が!
 わたし、鰻丼あんまり好きじゃないんですが、
ここの鰻おいし〜
なんかものすごくおいしいですよ〜やみつきになりそうです。
大満足でした。
 お値段1200円ちょっと。十分安いです!

出玉のおやじ
 お腹もいっぱいになったし、ツーリングGO!GO!にも紹介されていた
「水木しげるロード」を見に、境港に向かいます。
 途中のパチンコ屋さんで、こんな看板を見つけました!
僕はパチンコやりませんが、なんか勝てそうな気がしませんか?

境港フェリーターミナル
 いよいよ境港に到着です。隠岐へ向かうフェリーのターミナルはすごく立派でした。(立派すぎるくらいだ・・・)
 港には海上保安庁の巡視船「隠岐」も停泊していました。

海上保安庁の巡視船「おき」

妖怪列車
 ターミナルのすぐ隣が、境港の駅でした。
ちょうど妖怪列車が入って来たので、
写真を撮りに行きます。
 列車には、所狭しと妖怪が描かれています。
 しかも前面のランプの部分には目玉のおやじが・・・あまりのセンスの良さに脱帽です。

目玉のおやじがライトの部分に・・・

ポストにも妖怪
 駅前のポストの上にも、
一反木綿にまたがった鬼太郎と目玉のおやじ像が乗ってます。
 さあ、いよいよ
「水木しげるロード」

の散策を開始します。
 GWの最中とあって、
家族連れを中心にものすごい人出でした。
とってもにぎやかです。

あっちが水木しげるロードか・・・

街灯も目玉のおやじ

お父さんと一緒(笑)
鬼太郎です

猫娘

沖縄の妖怪
「キムジナー」
 通りに沿って、いろんな種類の妖怪達が勢揃いです。
 やはり人気は鬼太郎やネズミ男、
猫娘や一反木綿、ぬりかべ
などの
有名どころ
でしたね(笑)
 みなさん記念撮影をやりまくってました。
 とあるお店では、鬼太郎の絵はがきを販売していて、
店内にある「妖怪ポスト」に差し出すと、
鬼太郎などの風景印が押印されて届く
という粋なサービスをやってました。
 早速友人にはがきを書いて投函してみました。

ぬりかべ〜

「おやじ極楽大吟醸」
 境港には「千代むすび」の造り酒屋があるのですが、
そこもいろいろな鬼太郎関連のお酒を販売してました。
 左の写真はその一つ「おやじ極楽大吟醸」です。
う〜んラベルだけ売ってくれないかな〜(^^;
(他にも鬼太郎がラベルになっているものや、
子泣きじじいがラベルになっているものもあります)

境港の地酒「千代むすび」
のポスター
 鬼太郎関連商品を見ているのも楽しいですが、
ちょっと真面目に地酒が欲しいなあ〜と思っていたら、
「水木しげるロード」から少し離れたところに、ちょっといい感じの酒屋さんを発見しました。
 表に貼られていたのが左のポスターです。
私、昔の美人画のポスターに描かれた女性が大好きなんですよね〜
 店内も薄暗くていい感じです。
やはり酒屋さんの店内が明るいってのは、ちょっと厳しいですねえ。
 感じのいい奥さんが出てこられて、しばし酒談義に花が咲きました。
日本酒にかなりの愛着を持っておられるようで、いい話を聞かせて頂きました。
 で、オススメの地酒を2本購入!

 岩泉「晴緑」
 いなば鶴「強力」

 「晴緑」の方は、米は五百万石で奥大山の名水で仕込まれたお酒です。
辛口かな?しっかりした味わいの日本酒です。
「いなば鶴”強力”」
の方は、
因幡地方で栽培されていた幻の酒米「強力」を復活させて、造られたお酒です。
だから普通の日本酒とはちょっと違う味わいが楽しめます。
とってもフルーティですよ。
 まあお酒の話は「ぐるめストリート」へ譲るとしまして、本日のツーリングはまだまだ続きます・・・
to be continued・・・
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