よ!日本一豆の町!本別町
 翌朝、知人に別れを告げて開陽台に向けて出発しました。
空はどんよりですが、天気予報を信じることにしました。
 知人の話によると、東藻琴の芝桜前の週に満開だったとか。
気温も低いし残っているかも?ということで開陽台に行く前に、
東藻琴に寄っていくことにしました。
 まずは本別町を通過します。

らわんふきで有名な足寄町

ここは初めて陸別町


陸別の道の駅にて

ここも初めて津別町
 ついで人の背丈より大きい「らわんふき」で有名な足寄町を通過します。
 例年だとここで右折して阿寒湖方面に向かうのですが、今回は直進します。
 やがて初めての訪問となる陸別町(寒い町ってことでしょうねえ)に入ります。
ここ陸別はちほく鉄道の駅が道の駅をかねてます。
ここで今更ながら道の駅スタンプラリーに参戦することにしました。
 「道の駅スタンプラリー」とは、北海道に88ある道の駅を全て回り、
100円で購入するスタンプの台帳にスタンプを押していきます。
で、全部集めると「証明書」がもらえる、というシステムとなっております。
 どうせムリなんですけどね、全部回るのは(笑)まあ余興のつもりです。
 津別町(?これもネタ分からないですな〜)を通過。
美幌町(パラセーリングと屈斜路湖?)にはいると、
出ました!待望の青空が!

やっぱり気持ちのいいものです。
 女満別町も通過し、ようやく東藻琴村に到着です。

美幌で青空に遭遇
 
女満別町

ついに東藻琴村へ

まだ咲いてました〜
 やりましたー残ってますよ、芝桜が!
 北海道の天候不順が、私に幸運をもたらしました〜。
まさか6月に芝桜を見ることが出来るとは!
 すずらんといい、
今年はついてますよ〜(うはうは)
 いや〜噂には聞いてましたが、やっぱりいいものですねえ。
ツツジもきれいに咲いてましたし、春を満喫しました〜。
知人はお弁当も持たせてくれたので、花を見ながらいただきました。
(いつもありがとうございます)

見事です

白もあるんですねえ

つつじもきれいです

美しい・・・
 花を見ながらお弁当を平らげると、ルート選考に入ります。
ふつ〜に考えれば、ここから美幌峠を越えて弟子屈に入り
、開陽台を目指すのがいいんですが、急にが見たくなってきました。(笑)
 というのも、今年は3月の喜界島行きで東シナ海太平洋を見たわけです。
で、山陰行きの時に瀬戸内海日本海を見て、
隠岐行きでも日本海を見てるわけです。
で、オホーツクを見れば、
日本の5つの海を制覇

したことになるじゃあないですか?!
(有明海は?とかいうつっこみはやめましょう(笑)確かに「海」ですが、あれは湾だし)
 というわけでさらに遠回りしてオホーツク海を目指します。

ニポポ人形で有名な網走市
(「オホーツクに消ゆ」を思い出します)
 さあ〜ニポポ人形が見えましたよ〜(笑)
網走にやって来ました。
これ見るといつも
「オホーツクに消ゆ」
を思い出すんですよねえ〜(古!)
 「寿司屋のゲンさん」なんて言っても、
分かんないだろうなあ〜(^^;

目指せ!オホーツク海

藻琴駅
ついに日本の5つの海を制覇
 来ましたー!!
 オホーツク海です!
今年1年で5つの海を制覇しました。
 ちょっと感動です。
 いつ休みが取れなくなるか分からない恐怖と戦ってますからねえ。
 今年の梅見の時には、
この結果は想像出来なかったですもん(笑)
 これからも「常に初陣」の気持ちで、
大事に行きたいと思ってます。

北浜駅

いい景色だ
 いや〜いい天気です。
 今回のツーリングで、
ようやく「涼しい」って言える気温になりました。

小清水町へ

線路は続くよどこまでも
 小清水原生花園も行ってみましたが、花はまだでした。
浜におりて、知床方面を見てました。
 見てたら行きたくなってきました(笑)
またもルート変更です。
斜里から山越えをしようと思っていたんですが、
知床経由で回ることにしました。
 開陽台がますます遠くなっていきます・・・

遙か知床連山

止別駅
 ちょっと国道をはずれてオホーツクの海沿いの道を走ってみました。
 止別駅の前に出ました。
すると「えきばしゃ」の看板が。
去年の2月に撮った写真の駅はここだったんだなあ〜
としばし感慨にふけりました。
 駅前には郵便局がありました。
かなり暇そうでした(笑)
でも局員さんと局長さん?はいい人でした。

山が近くなってきました

今年生まれた仔牛さん達です。
かわいいのう〜
 相変わらず国道はずれて走ります。
 今年生まれた仔牛さんたちがいました。
いや〜子牛ってかわいいのな〜
こんなに間近で見たことなかったので、
ちょっと感動です。
 あんなに大きくならないんだったら、
思わず飼ってしまいそうなかわいさでした。

知床連山

いい景色でしょ?
斜里町
 しぶとく国道をはずれて走っていると、
道がダートになったりします。
砂利の深いところはちょっとびびりますが、
ダートは楽しいです!
 やがて道は国道に合流。
いよいよ知床を目指します。

いよいよ知床へ

オシンコシンの滝
 オシンコシンの滝を見ました!
こんなにきれいだとは思いませんでした。
 過去3回来てますが、
2回は曇天しかも夕暮れ時。
もう一回も素通りしてしまってたからです。
 ちょっと感動です。

すごい迫力

知床横断道とオホーツク海
 ウトロの街は通過です。11年前はほんとーになんにもない集落でしたが、
セイコーマートも出来たしバスターミナルもある。
今度は世界遺産になるからか道の拡張工事も行われていて、
「最果ての漁村」という雰囲気はなくなってました。
かなり寂しいもんですね〜。
 さて、知床横断道路は今だに時間規制がかかっていて、
夕方16:30から翌朝9:00までは通行止めです。
さっさと通過することにします。
規制かかるだけあって、残雪の量が今までで一番多かったです。

羅臼町
 ついに峠のてっぺんに到着。
 カントリーサインを二つゲットします。
(ダート走ってたら斜里町のカントリーサインなかったので)
 さすがに気候が厳しいのか、
サインはかなり痛んでました。

斜里町

残雪の羅臼岳
 峠のてっぺんからは、羅臼岳山頂は見えませんでした。
羅臼側に下っている途中、一瞬雲が切れたので撮影できました。
残雪期の羅臼岳も見事ですよねえ〜
 さ〜いよいよ押してきてます。
羅臼の道の駅でスタンプ押してお店を見ていると、たらばカニの足を2つ1000円で売ってました。
脱皮のカニで身が詰まってないからこの値段なんだ、とのこと。
試食したら味はいけたので、一つ500円で売ってもらいました。
 たお吉さん(開陽台で会う約束をした友達)へのお土産も出来たし、先を急ぎます。

標津町
 日が暮れてくると、さすがに道東は寒い!!
 先を急ぎます。標津町を通過して中標津町へ。
「いつかは開陽台」

開陽台キャンプ場に急ぎます。
 17:00過ぎ、400`近く走ってようやく到着。
しかしそれらしい人はいません。
開陽台への到着も何日かずれてるし、
移動しちゃったかな〜?とがっくりしていると、
ジムニ〜が駐車場に入ってきました。
 中から人がこちらをうかがってます(笑)
やがて助手席のウィンドウがするする〜っと開いて、
「れんとさん?」
と声をかけて来るではありませんか!
「おお〜たお吉さん?」
ここ開陽台キャンプ場にて、
ついに二人は出会う

事ができました〜(キモイ?)

中標津町

ム〜ン(笑)
 とりあえずテントを設営し、たお吉さんのジムニーで「カラマツの湯」に向かいます。
たお吉さんは銭湯帰りだったのにつきあってくれました。
 たお吉さん、思いの外がっしりした人でしたが、
予想通りの愉快な方
でした。
 からまつの湯は、ただとは思えないほどいい湯でした〜(虫の襲撃はありましたが)
で、帰りにコンビニ寄って食料とお酒を買い込み、キャンプ場に戻りました。
 で、宴会です(笑)まずはビールで二人の出会いに乾杯!
もちろん私は「サッポロクラッシック」ですよ〜
次にはるばる喜界島から運んできた黒糖焼酎「朝日」を開けました。
たお吉さんお気に召したようで、「いや〜これははまるわ〜」とか言って飲んでました。
「朝日」は小さかったので、コンビニで買い足してきた「里の曙」も開けて、宴会は続きます。
 たお吉さんは、かの有名な「開陽台の星空」を見るために、
もう5日粘ってるんだとか。
天気悪かったもんねえ〜と私。
その日の夕方も、開陽台上空は分厚い雲に覆われていました。
「こりゃ今夜もムリだね〜」とか言って飲んでると、
晴れ男効果
が現れたのか、
みるみる雲が地平線の彼方へと去っていくではありませんか!
 「うひゃー」二人は大喜びです!
ちょっと月が明るいですが、天の川もうっすらと見えます。
私はたった一晩泊まっただけ(「しかも開陽台泊は初めて)で、伝説の星空を見たのです!
 展望台に登って見ようということになり、他のキャンパーさん達と登りました。
地元の方も来ていて、双眼鏡で何かのぞいてます。
見せてもらうと、月のクレーターまでくっくり見えます!
デジカメを双眼鏡にくっつけて月を撮ってみました。

いい夜です・・
私は酒が回って寒くなり、22:00くらいに寝てしまいましたが、
たお吉さんは他のキャンパーさん達と、
月が沈むまで、星空を眺めていたそうです・・・
to be continued・・・
2005ツーレポトップへ
Home