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![]() 最高の青空 |
翌朝、5:00に目が覚めました。 なんでそんなに早起きなのかって? かの有名な「道後温泉」に入るためですよ〜(^^) 道後温泉は6:00から営業しているので、まだ人の少ないウチから入っておこうという計画です。 6:00、チェックアウトしようとしましたが、フロントに人がいませんでした・・・どうしようかしばし考えましたが料金は先に払っているので、キーだけフロントのカウンターの上に置いて出てきました(笑) 外に出て空を見上げると、ごらんのような青空。 気分もハイテンションです〜 |
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![]() 道後温泉本館 |
道後温泉本館までやって来ました。 早朝にもかかわらず、結構人がいます。 建物の写真だけ撮って、さっさとお風呂に入る事にしました。 |
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![]() 反対側からも撮る |
道後温泉本館にはいくつかコースがあって、サービスが違います。 大学3年生の時に来たときは、「霊の湯」(個室の休憩室に入れて、貸し浴衣とかお茶、菓子(坊ちゃん団子)などついて1,500円)を奮発しました(^^; が、今回は「椿の湯」(入浴のみ。330円)ではいることにしました。 ふ〜良い気持ち(笑) 朝風呂ってなかなかに風流ですよね〜結構地元の方も来ていて、雑談に花が咲いたりもしました。 |
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![]() 伊予鉄道、道後温泉駅 |
湯上がり気分で、ぶらりと走り出します。 写真は伊予鉄道道後温泉駅。 明治時代をイメージした、ハイカラな建物です。 |
![]() 電車がやって来ました。 |
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![]() マッチ箱の汽車 |
左は、かつて松山市内を走っていた「マッチ箱の汽車」です。 夏目漱石の小説「坊ちゃん」でも紹介されていますよね。 ぼちぼち家に帰ろうか〜と思っていたところ、 お友達から有力情報が! 「松山には人気沸騰中の幻のお菓子がある!」 そうです。 むむむ・・・食い倒れライダーとしては、喰わずに帰るのはいかがなものか?(笑) そのお店は開店10:00だとか。 10:00までぶらぶらと時間をつぶす事にします。 |
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![]() 松山城古図 |
とりあえず困ったときの城頼み、松山城にやってきました。(^^; 松山城の裏手東雲にあるロープウェー乗り場は、前に来たときよりめちゃくちゃきれいに立派になっていて、びっくりしました。 しかしロープウェーの始発は8:30。1時間近くをぶらぶらと過ごします・・・ これも幻のお菓子を食べるためです。辛抱辛抱・・・ |
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![]() 隠門の櫓 |
8:30、ようやくロープウェーが動き出しました。 もちろん始発に乗り込みます。だって開店に間に合わせないと・・・(笑) 5分ほどで、長者原駅に到着。 てくてく坂道を登って行くと、高い石垣に出会います。この石垣を回り込むように歩いていくと、本丸大手になります。 |
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![]() 太鼓櫓 (後方は天守です) |
二の丸からの登山道との合流地点には、太鼓櫓がにらみを利かせています。 その下を歩くと、そこは戸無門。 昔から戸がなかったのでこの名前だそうです。 |
![]() 戸無門 |
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![]() 松山市街パノラマ |
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![]() 隠門 |
戸無門をくぐると、松山市街のパノラマが広がります。 天気も良くて見晴らし最高です。 さて良い気分になったところで、いよいよ本丸に入ります。 筒井門から入るんでしょうが、私は隣にある隠門(敵を背後から襲うための門)から入ります。(笑) |
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![]() 太鼓櫓 |
きれいな青空に、櫓がよく映えます。 | ||
![]() 天守閣 |
峰を削って谷を埋めて造成されたという本丸の奥に、天守群がそびえていました。 | ![]() 天守閣 |
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![]() 櫓群 |
松山城を築城したのは、賤ヶ岳(しずがたけ)合戦七本槍の一人である加藤嘉明です。 関ヶ原の合戦で東軍について戦功があり、伊予半国22万石の加増を受けて築城を始めます。 が、完成を見ることなく、会津若松40万石に加増転封となり、代わりに蒲生忠知(蒲生氏郷の孫)が20万石でやって来ます。 このときに松山城は完成しています。完成当時の天守は5層の天守であったようです。(現在は3層) しかし忠知には子がなく、蒲生家は断絶。 結局、徳川家康の異父弟、松平(久松)定勝の子、定行が15万石で入り、明治まで続いています。 5層の天守が3層に改築された理由は、幕府に遠慮したなどいろいろな意見が出ていますが、地盤が弱いために重量軽減のために改築されたという意見が有力なようです。 |
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![]() 乾門 |
天守に入れるのは9:00からってことで、先に天守のまわりを見物。 本丸北西にある、乾門と乾櫓を見に行きます。 |
![]() 乾櫓 |
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![]() 本丸一の門から天守を見る |
ようやく9:00になりました。 日曜日だけの特別サービス?登城を告げる太鼓が響き渡り。 「開門!」 というかけ声に合わせてお客さんが門を開けるという粋な演出がありました。なかなかやるな〜松山市。 一の門の前は三方を囲まれ、迫る敵に十字砲火を浴びせるようになっています。 |
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![]() 天守 (直線の破風(飾り屋根)が印象的・・・) |
一の門、二の門をくぐると天守が前にぞびえています。 ここからさらに二つ門をくぐると、ようやく天守丸です。 |
![]() 切り込みハギの美しい天守台 |
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![]() 玄関櫓 |
天守丸は、天守と櫓、それをつなぐ続櫓で囲まれた中庭です。 同じ形式は姫路城や和歌山城でも見られます。 さて、玄関櫓からは入場できず、天守地階からの入場となります。 |
![]() 天守地階からの階段 |
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![]() 北隅櫓からの眺め |
やはり現存天守はいいもんですねえ〜 飴色になった木の柱が何とも言えません・・ のんびりと展示品を見て回ります。 |
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![]() 松山城古地図 |
この日は観光客も多くて、結構人出がありました。 | ![]() 二の丸を望む |
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![]() 霧の森 |
もうちょっとお城を見ていたかったのですが、お菓子屋さんの開店時間が迫っていることもあり、下山することにしました。 帰りはリフトをつかって、のんびりと山を下ります。 そして10:00ちょうど、お店の前に到着。胸が高鳴ります。 これって恋?!(笑) 開店と同時に店内に潜入。ようやく目的のものを入手しました〜 お菓子の名前は 「霧の森大福」 お餅の中に抹茶を練り込み、中には餡と生クリーム。お餅の外にも抹茶をまぶした贅沢な一品です。 |
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![]() 霧の森大福 |
なんでも「ぷっすま」で紹介されて話題沸騰!製造が追いつかず、ネット販売が中止になるなどの影響が出ているようです。 おそるおそる一口食べてみます・・・ 「ウマー!!!」 これおいしい。オススメです。 |
![]() 霧の森大福 |
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![]() 徳島港の東九フェリー |
さて、ひとしきり霧の森大福を堪能したあと、帰路につきます。 国道11号線を東にひた走ります。新居浜あたりでお昼ご飯を食べた後は、高速道路に乗って徳島を目指します。 14:00過ぎ、徳島港に到着〜 ・・・ん?フェリーの姿がない? そうです、南海フェリーの姿が見えません。 確認したところ、定期検査のために間引き運航しているんだとか。 せっかく早めに引き上げてきたのに、16:30まで待たないといけません・・・ 腹いせに、対岸に停泊中の東九フェリー(下り便)の写真を撮ってみました。 |
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![]() 鷲の門 |
ま、めげばかりもいられません。 徳島をのんびり見物したことがなかったので、徳島城を見ていくことにしました。 |
![]() 大手門後 |
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![]() 庭園 |
徳島城は、阿波(徳島県)と淡路25万6千石の領主、蜂須賀家の居城でした。 現存する建物はなく、鷲の門も戦後の復元になります。 徳島城では(でも?)山上の本丸群は江戸時代にはさほど重要視されておらず、山下に設けられた「お城」と呼ばれた部分で、藩主が暮らし、政務を取っていました。 その庭園が残っていて往事をしのぶことができます。 さて、フェリーの時間がやってきました。徳島港に戻ります。 これにて「九州ふらりツーリング」はお終い! |
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九州ふらりツーリング 完? | |||
2007.7.15作成 | |||
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