佐久の「草笛」
 時刻は10:00過ぎですが、お昼ご飯目指して早くも移動を開始します。
 目指すは佐久市にあるお蕎麦のお店「草笛」
 ここの大盛りそばはかなりのボリュームで、しかもおいしいらしい。
これは喰わずにいられようか〜というわけで、るんるん走ります。(笑)
 草津からはR292を南下。前回来たときは土砂降りの雨の中を走ったことを、懐かしく思い出します。
 ついでR146を南下。北軽井沢を通過して長野県に舞い戻ります。
 軽井沢というと関東の人にはなじみ深いのかもしれませんが、関西人の私にとっては今ひとつ実感のわかない土地の一つ。
 せいぜい「セレブな避暑地」「夏は激混み」くらいのイメージしかありません。
幸い今は9月。比較的快走できました。
 軽井沢からは国道18号線を西へ。途中で県道に入り、佐久市街を目指します。
 新幹線の佐久平駅にほど近いところに、「草笛」はありました。
まだ11:30ということもあって、店内はかなり空いていました。 

そば(中盛り)
  さて店内にどっかりと腰を降ろし、注文を取りに来たお姉さんに、
 「大盛りそば!」
と躊躇なく注文。
 お姉さんの顔がみるみるゆがみ、
 「当店の大盛りは、そばが1kgもあるんですが・・・」
と、申し訳なさそうにいいます。
 「い、1kgか・・・(汗)」
と私もちょっと考えてしまいました。
 と、横に座っていたサラリーマン風のお兄さんが
 「大盛りは危険だよ〜」
 と忠告してくれます。
(やさしいお兄さんでした。ありがとうございます。)
 一人で来てるし、食べ物を残すという躾は受けていない私。
 チャレンジ精神もったいない精神の板挟みになっていると、
 「ではまず中盛りでお出しして、行けそうなら追加分をお出しするということでは?」
とお姉さんが言ってくれたので、そうすることにしました。
 


そば(これが並)

完食
 待つことしばし。中盛りが運ばれてきました。
 「おお〜これは・・・」
 ざるに盛りではなく、になみなみと蕎麦が・・・これは苦戦しそうです。

 「いっただきまーす」
 
 そういえば本格的なお蕎麦を食べるのは久しぶりです。
ちゅるちゅる、するする、蕎麦は胃袋に収まっていきます・・・
 
 「おお〜いけたいけた」 

中盛り、完食しました〜(^o^)/^
 おいしくいただくならここまででも十分でした。(腹8〜9分目くらい)
しかしやっぱり大盛りを喰いたい。
 先ほどのお姉さんを呼び止め、

 「追加分お願いします。」

と、力強く注文しました(笑)
 先ほどのお兄さんが
 「スゴイっ・・・」
と唸ってました。そんなお兄さんに「ニヤリッ」と余裕の笑みを返します。
 追加分が運ばれてきました・・・これが並盛りなんだそうです。
(ナミデモカナリノモノジャナイカ・・・)

 並+並=中+並=大

になるようです。参考までに。
 正直、ここからのは少し辛かったですが、なんとか完食しました!

 「☆いえ〜い☆」

達成感で一杯でした(ソンナモノニカンジルナヨ・・・)
 隣のお兄さんも、
 「おめでとう」
 と祝福してくれました。(笑)
 大盛りの写真を撮れなかったのが残念ですが、食べ物残すよりいいんで納得しました。
写真は次回に・・・ねっ!(笑)
(また来るのか?また喰うのか?というツッコミはなしで) 

 お店を出るときには、入り口に行列が出来ていました。
来店の際は、早めの時間をオススメします。

追分宿にて
 さて、蕎麦で一杯になったお腹を抱えて、よたよたと走り出します。
 追分宿まで来たところで一休み。
 ここ追分宿は、日本橋から中山道を通って20番目の宿場町になります。
かつてはとても栄えたようですが、今はとても静かです。

碓氷峠
 国道18号線を東へ戻り、再び軽井沢町へ。
 新しいバイパスには目もくれず、旧道へ向かいます。(笑)
 なんで碓氷峠かって?
 最近暇つぶしに「頭○字D」の漫画見まして、
そこでなんか公道レース(バトルっていうの?)やってたんで、
どんなところかと思いましてね(アハハ)

ここから群馬県
 かなりの交通量を誇る碓氷バイパスとは違い、旧道の方はひっそりとしていました。
 さあ下りますよ〜
 シル○イティが出てくるかもね(笑)
あ、昼は出ないか。

旧信越本線跡
 ここ碓氷峠には、長野新幹線開通に伴って廃止された信越本線の遺構がたくさん残ってます。

トンネル
 日本でも有数の難所だったので、トンネルや鉄道橋の遺構がそこかしこに残ってます。
 いやいや廃線ファンにはたまらないルートですね。
 ちっとも前に進みません(^^;

眼鏡橋

トンネル
 さてバイク乗りの立場から言うと、交通量の少なさに比例して道には砂や木の葉が堆積していて、かなり走りにくい道でした。
 どっちかというとオフ車で楽しむルートになりつつあるな、というのが感想です。

坂本宿
 碓氷峠を下りていくと、気持ちのよい二車線道路にでます。
 そこが中山道17番目の宿場町「坂本」です。
 かつて宿であった古い建物が結構残っていて良い雰囲気でした。

群馬ローカルコンビニ
「セーブオン」
 この日の群馬はものすごい暑さ。
 コンビニの日陰で休憩します。
 この「セーブオン」、初めて新潟に出かけた時に見つけたので新潟ローカルだと思っていたら、
実は群馬県が本拠だったそうで(^^;
 このセーブオンはじめ、セイコーマート(北海道)、エブリワン(南九州)など、地方コンビニには頑張ってもらいたいなあ〜と思うのは私だけでしょうか???

榛名湖
 さて藤○とうふ店を訪ねる旅はまだまだ続きます。
 次は「秋名」で紹介されている榛名山を目指します。
 榛名神社の方から登っていって、まずは榛名湖を見物。
 次に伊香保温泉(変な意味で有名ですな)を目指して走り出します。
 最初は北海道のような、八甲田のようなのんびりした風景が広がっていましたが・・・

北海道を思い出します。

おお〜ここですね(笑)
 いきなりワインディングになりました。
 これは楽しい道です。私のようなへたくそオフライダーでも楽しいってんだから、
走り屋さん達にはたまんないでしょうね〜(^^
 某作中、よく見かけた風景も見ました。ここだったんですね〜

大沼
 結構時間も遅くなってましたが(16:00くらい)、
せっかく「秋名」を見たんだからってことで赤城山も見ていく事にしました。
 まずは山の北側から登り始めます。走り屋さんが2台出てました。
 こちらは結構まっすぐな道が多くて、非力な250ではしんどい道路です。
ビックバイクなら楽しいかな?
 登り切ったところには大沼があって、神社がありました。
平日夕方ということもあり、人もまばらで静かな夕暮れでした。
ロータリーブラザーズはいませんでした・・・(笑)

赤城山中
 さて日も暮れてきたし、ここまでで走行距離が300キロ超えてたんで、宿に入ることにします。
 この日の宿は前橋に決定。赤城山を下り始めました。
 途中、きれいに染まった夕暮れを見ました。
ちょっとバイクを停めて変わりゆく色に見とれていました。
 そこからまーっすぐ山を下っていくと、前橋駅近くの宿に着いちゃいました(笑)

 さて晩ご飯でもっと駅前に繰り出しましたが、吉野家しかなかった・・・orz
 あとで友人から、前橋は駅前じゃなくて商店街の方にお店がたくさんあるんだよって教えてもらいました。
 モットハヤクキイトケバヨカッタ・・・
 結局この日の晩ご飯はケンタッキーでした(泣)
to be continued・・・
2007.10.6作成
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