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![]() 決して怪しい街ではありません(笑) |
さあ函館上陸です。 港には1ヶ月後の洞爺湖サミットを控え、お巡りさん多数。 別に悪いことしてるわけではないのですが、なんか嫌なもんです。 幸い、呼び止められることもなく通過しました。 港降りてすぐのガソリンスタンドで給油のついでに情報収集。 「この近くにハセガワストアありますか?」 |
![]() 函館市のカントリーサイン |
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![]() ハセガワストア |
店員一同しばし相談。 途中「ハセスト」という単語が漏れ聞こえてくるところをみると、地元では 「ハセスト」 って呼ばれているようです。 で、場所を教えてもらって、北斗市にあるハセガワストアまでやってきました。 |
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![]() やきとり弁当 |
狙いはもちろん 「やきとり弁当」 ですよ〜 で、なぜかタレを頼まず、塩だれなんか頼んじゃいました・・・ もちろん大盛りです。(笑) 大盛りだとやきとりが4本つくんですよ〜 ちなみにこのやきとり弁当、お肉は「豚」です。 北海道では「やきとり」に豚を使うのは、わりと普通のようです。 |
![]() うまそう・・・ |
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![]() 函館山がくっきり |
で、函館山を眺める海岸にて、やきとり弁当をいただきます。 「ウマー!!!」 運んでくる間にちょっと冷めちゃったけど、とってもおいしいです。 次は熱々で食べてやる〜 と熱く誓うれんとであった・・・ お弁当食べてると、どこからともなくカラスが近づいてきました。 「にゃろー(怒)」 隠岐で一度パンを食われたので、警戒は怠りません。(爆) |
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![]() 木古内町のカントリーサイン |
さてお腹も一杯になったので、先を急ぎますよ〜 北海道には散々来たけど、一度も走ったことのない国道227号線を走ります。 まずは木古内町です。 なんの意匠なんですかね? |
![]() 気持ちのいいシーサイドロード |
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![]() セイコマ! |
1時間走ったら休憩です。 北海道のローカルコンビニ「セイコーマート」でコーヒー休憩。 セイコマ、飲料系が安くって重宝してます。 再び走り出して知内町です。 ここは青函トンネルの出口があるんですよね。 カントリーサインにも描かれてます。 |
![]() 知内町のカントリーサイン |
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![]() 福島町 |
次いで福島町。 ここは横綱千代の富士が生まれた街です。 イカが回しつけてますでしょ? 対岸には竜飛岬を望むことができます。 |
![]() 竜飛岬がみえる |
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![]() 松前町のカントリーサイン |
ついに松前町までやってきました。 江戸時代までは北海道随一の都会だったところで、 松前船の始発地です。 昆布なんかはここから上方方面、さらに琉球まで運ばれて、 沖縄料理に影響を与えました(クブ(昆布)イリチとか) |
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![]() 地図 |
北海道最南端の地にやってきました。 宗谷岬と違って、岬の碑があるだけの静かな場所でした。 ここから竜飛岬までは直線で19キロあまり。 与論〜沖縄本島より近い距離です。 |
![]() 北海道最南端の地 |
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![]() 美しい海 |
青い空と青い海が美しい場所でした。 再び走り始めると、かつての国鉄松前線の鉄橋の残骸が残ってました。 |
![]() 松前線の跡 |
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![]() 松前城 |
さあ松前までやってきました。 日本最北の城下町です。 江戸時代、蝦夷地では米が穫れなかったため、松前藩は無高(石高0)でした。 そこで松前藩では商人などに漁場やアイヌとの交易所の権利を与え、上納金を納めさせることで、藩を運営していました。 で、無高ながら1万石格の大名として認められてました。 松前城が築かれたのは江戸時代の終わり。 日本近海に出没しだした異国船に対応するためでした。 そのため、松前城には海に向かって台場(砲台)がもうけられました。 写真は天守(後三階櫓)と本丸大手門です。天守は残念ながら 戦後すぐに放火で燃えてしまい、鉄筋コンクリートの外観復元。 でも本丸大手門は現存しています。 |
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![]() 亀甲積みの石垣 |
石垣は見事な亀甲積みで、ここにも時代の新しさを感じます。 | ![]() 櫓跡 |
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![]() 松前城鳥瞰模型 |
左の写真は松前城全体図です。 二本の川を外堀とし、海に突き出した台地の突端に築かれました。 さてここで問題。このお城を攻めるとしたらどこから攻めますか? 当然背後の山側から攻めますよね(笑) 函館戦争の時も、土方歳三率いる旧幕府軍に背後の山側から攻撃を受け、あっさり落城しています。 (塀を乗り越えられたらしいです) もっとも海からも旧幕府艦隊から砲撃を受けてるんですが・・・ |
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![]() この狭さ・・・ |
左の写真は二の丸の堀(!)です。 まあ確かに障害物にはなるんでしょうけど・・・ この幅では火器による攻撃を防げません・・・ まあもとあった館を改築したお城ですから、 城持ち大名としての格式を示せれば・・・ってところもあったのでしょう。 |
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![]() 本丸堀 |
左が本丸堀。 右が城の背後にあった堀跡です。 防御力は・・・(汗) |
![]() かつての堀跡 |
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![]() 小島 |
で、松前は天然の良港って訳でもなく(函館の方が良港)、 台地の突端にあるため、街作りにも適している訳でもない。 なんで松前?ってのが正直なところだったんですが、 松前からは真っ正面に岩木山が見えるんですよ。 日本海を南下する北前船は、まず岩木山を目印に漕ぎ出したんじゃないかなあ〜だから松前だったんじゃないかな〜って、自分で納得しちゃいました。 さて、日本最北の城下町に別れを告げ、国道228号線を北上します。 途中、海の向こうに小島(無人島)が見えました。 |
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![]() 自然の海岸線 |
何もないけど、それがいい海岸線がひたすら続きます。 途中「可笑内(おかしない)」って地名見つけました。 ワロタ |
![]() 日本海がきれいだな〜 |
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![]() 上ノ国町のカントリーサイン |
上ノ国町にやってきました。 ここも函館戦争の舞台になった町です。 |
![]() ひたすら北上 |
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![]() 旧家 |
江差町にやってきました。 この町には立派なニシン御殿が何軒かあります。 あと旧幕府軍軍艦「開陽丸」が座礁した地でもあります。 とある事情で先を急いでいたので、どちらも寄れませんでした・・・ |
![]() 江差町のカントリーサイン |
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![]() 厚沢部町 |
さらに国道227号線を北上します。 厚沢部町、乙部町を通過します。 |
![]() 乙部町 |
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![]() 凄い断崖 |
乙部町で凄い断崖見ました。 真っ白で、地層がくっきり・・・ フェチにはたまりません(ハアハア) ・・・八雲町に入ります。 ここでちょっと寒くなってきたのでフリースを着込みます。 |
![]() 八雲町 |
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![]() せたな町 |
せたな町に入りました。 せたな町には、お友達のガンスさんが住んでまして、 いきなり襲撃して驚かせてやろうという魂胆です。 ガンスさん、びっくりしてました。作戦成功(^^) まだ仕事中だったんで、ゆっくり話は出来ませんでしたが、 岩手で買ってきた「鷲の尾」他、おみやげを渡すことができました。 |
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![]() お菓子屋さん |
せたな町にはおいしいお菓子屋さんがあるとガンスさんに教えてもらったので寄ってみました。 シュークリームがおいしいらしいのですが、売り切れてました。(無念) |
![]() どら焼き |
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![]() あわびが名産? |
かわりに写真のみなさまを購入いたしました。 一つ一つが手作り感にあふれてあふれてまして、とってもおいしかったです。 中でもパイ饅頭(写真なし)はいろんな種類があって、とってもうまかったです。オススメ! 次回はぜひシュークリームを食べたいと思います。 |
![]() 餅パイ |
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![]() ガンス村はるか |
ガンス村の風景です。 いいながめですね〜 断崖絶壁の上にあるキャンプ場から撮ってみました。 夕焼けは西の空がどんより曇っていたのであきらめました・・・ |
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![]() 今金町 (ピーリとピーカって何?) |
今宵はガンス村の隣町、今金町のビジホに泊まることにしました。 あいにくダブルの部屋しか空いてなかったんですが、日も暮れたし仕方がないっす。 私、今日この日まで今金町の存在を知りませんでした・・・ (町民の皆様ごめんなさい) もうしっかり覚えましたんで大丈夫です。 この日の夕食は、セイコマの豚丼です。 おいしい・・・ ファミマの弁当もこれくらいうまけりゃいいのにさ・・・ |
![]() 豚丼 |
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to be continued・・・ | |||
2008.8.21作成 | |||
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