赤城山
「赤城の山も今宵限り・・・」
 前回はちょっと歴史濃度が濃すぎましたね(笑)
 今回はふつ〜(?)のツーレポっぽいと思いますよ。
 翌朝は6:00起床。
 朝ご飯を平らげたあと、東北に向かって出発します。
 高崎駅前を北上して、陸橋の上で赤城山をぱちり。
国道17号線に合流して前橋へ。
 今、地図を確認したら、高崎にもお城あったんですねえ・・・(前橋にも)
残念なことしましたね(笑)
 前橋からは国道50号線を走ります。
 地図を持って来てないので、宿で見た地図の記憶だけを頼りに走ります。
 上武道路と交差。伊勢崎市に入ります。名前だけはよく聞きますね・・・

 みどり市(変な名前ですな)に入り、「鹿」交差点で左折。北上します。

 上毛電鉄の踏切を越えて、国道122号線に合流します。
 ダンプや軽トラが前を走っていて微妙な流れの中、国道を北上します。
 やがて道は栃木県に。国道120号線との交差点にやってきます。
 そういえば以前この辺りに来たときは、猛烈な霧で、あたりはまっしろでしたっけ。
 有名ないろは坂も、なんの風情もありませんでしたなあ・・・
 今日はとってもいい天気。
 これ幸いと交差点を左折。いろは坂と、華厳の滝を見ていくことにしました。

男体山
 いろは坂を駆け上がり、中禅寺湖あたりまでやって来ました。
 駐車場にバイクを停めて、華厳の滝を見に行きます。

華厳の滝
 展望台に降りていく道すがら、華厳の滝が見えました。
 かなりの水量です。

「へ〜結構かっこいいじゃないか〜」

展望台からの華厳の滝
 上下2段に分かれた展望台から、華厳の滝見物です。
 外国人が結構多いんですねえ〜
東京が近いからか?

ずどどどど(笑)

青い空
 結構たくさん写真も撮ったし帰ろうと思ったら、
「華厳の滝エレベーター」
の看板発見。
 500円で滝を下から見られるというので、行ってみることにしました。
(そういえば、昔「タワー」っていうゲームで華厳の滝シナリオあったなあ・・・)

涼しそう!

エレベーターを降りて・・・
 エレベーターガールならぬ、エレベーターおっちゃん(失礼!)の操作で、エレベーターは地中深く進んでいきます・・・
 地底に到着。肌寒い地下通路を降りていくと・・・・

すごい柱状節理だ!
(大興奮)
 これまた上下二段に分かれた展望台がありました。
 上を見上げると、
オーバーハングの岩肌が!
大迫力です。
 「うおー!」
萌えるれんと!
いい柱状節理ですなあ・・・
 滝壺の高さから見る華厳の滝もなかなか立派なものでございますよ〜

華厳の滝全景

滝壺付近
 SF映画にでも出てきそうなすてきな景色でしたよ!
 主人公の秘密の隠れ家なんかすてきじゃないですかね?
 落石の心配なければ、夏の間住んでみたいなあ〜(笑)

岩からしみ出した水がいいですね!

いろは坂
(下り)
 30分以上も滞留して、滝を堪能してしまいました。
 出発することにします。
 帰りももちろんいろは坂。
「下り最速だぜッ!」
と行きたかったのですが、あっさりマイカーの車列の最後尾に・・・
orz
 いろは坂の伝説になり損ねました(笑)

「今日はこのへんで勘弁してやらあ・・・」

栃木名物・・・らしい
 栃木県には、かつて学校の購買部などで販売され、未だに県民の心をつかんで離さない飲み物があるんだとか。
 その名を

「関東れもん牛乳」

と言うそうです。
 もちろん、レモン果汁を牛乳に入れると乳成分が分離しちゃいますので、
あくまでも「レモン風」の牛乳でございます。
 かつては関東牛乳という会社が製造していたのですが、廃業したそうで。
 その後を継いだ栃木乳業が、「関東・栃木レモン」という商品名で販売しているほか、
針谷乳業も「針谷おいしいレモン」という名前で、商品化しています。
 飲んでみた感想?
 フルーツ牛乳のバリエーションですね。おこちゃま向け?
おいしいですよ、普通に。

旧日光街道
 国道120号を下ってくると、そこは日光。
 徳川家康を祀った東照宮のあるところです。
 見ていこうか?とも思ったんですが、
「日光見ぬバカ。二度見るバカ」
ともいいますので、今回はパス。
 旧日光街道の杉並木を愛でつつ国道119号を走ります。
 国道121号線に入り、北上を再開します。

杉並木が歴史を感じます。

川治温泉あたりの渓谷
 国道121号線をひたすら北上します。
 ここは交通量も少ない快走路。ペースがあがります。
 峠をトンネルで抜けると、そこはもう福島県。
 会津士魂のふるさと、会津地方です。
 会津と言えば、松平容保が有名ですね。
 松平容保は会津藩主でして、かの有名な「新撰組」も「会津藩お預かり」の浪士でしたね。
 会津藩の祖は、2代将軍徳川秀忠の4男であった保科正之です。
 秀忠の子では唯一側室の子でして、正室お江予の方に遠慮して保科家で育てられました。
 三代家光にかわいがられ、四代家綱を実直に補佐。
 その功で会津で23万石を与えられました。これは御三家と越前家(32万石)につぐものでした。
 以後、鶴岡藩酒井家とともに、東北地方ににらみを利かせました。
 そもそも・・・

開當男山酒造
(南会津町中荒井)
 おおっといけない。今回はツーレポをお送りするんでしたね(笑)
 あやうく脱線するところでした。
 そういえば会津地方は酒どころでして、酒蔵がたくさんあるんですよ〜
 国道沿いにあった酒造をいくつかご紹介。

國権酒造
(南会津町田島)

田島で見かけた古い旅館
 会津地方は古い建物がよく残っていて、いい風情です。

会津若松市街
 会津若松城は、天守が改装中?らしく、足場ですっぽりと覆われていました。
 以前見たことがあるので、今回はパスです。
 行きたいところがあるので先を急ぎます。

喜多の華酒造場
(喜多方市字前田)
 ここです。ここに来てみたかったんですよ〜
 ラーメンで有名な喜多方市にある、
喜多の華酒造場さんです。
 おいしいって聞いていたので寄ってみました。
 お土産は宅急便で発送し、晩酌用に小瓶を買いました。
 夜が待ち遠しいです・・・

来夢
 時間も18:00近かったので、晩ご飯にすることにしました。
 もちろん
喜多方ラーメン
食べましたよ。
 チェーン店でしたけど、おいしかったですよ。
 喜多方からも国道121号線(新しい方)を北上します。

喜多方ラーメン

米沢駅
 距離を稼ごうと日没後も走り続け、米沢までやって来ました。
 20:00前に宿に到着。今晩はここで泊まります。
to be continued・・・
2010.7.10作成
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