米沢に残る旧家
 翌朝もホテルの朝ご飯を平らげるとさっさと出発。
 国道287号線を走ります。
 米沢市内には、古い建物が結構残っていて、いい雰囲気です。
 郊外に出ると田園風景が広がります。
 お気に入りの風景の一つです。

置賜の風景

樽平酒造
 国道を走り続け、羽前小松までやってきました。
 国道沿いに「樽平酒造」がありました。
 旧街道の面影がありますねえ・・・

樽平酒造
 その後も国道287号線を北上。
 白鷹町荒砥までやってきました。
 国道沿いに和菓子屋さんを発見。
ちょっと寄り道してまんじゅうを2個買ってみました。

月山が見えます。
 その後も国道287号線を北上。
 寒河江市にて、国道112号線(六十里越街道)に入ります。
 この辺りに、去年お酒を購入した月山酒造がこの辺りですね。
去年買った「銀嶺月山」を今飲んでるところです(冷蔵庫で一年寝かせてました)
 ここから庄内地方を目指します。
 月山ICから湯殿山IC間の新道で、峠を越えていきます。
 途中いい景色に何回か遭遇したのですが、低速車に抜かれるために停車をあきらめました
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まんじゅう
 鶴岡市街の手前で国道345号線へ。
 お腹が空いてきたので、道ばたにバイクを停めて、先ほど買ったまんじゅうをむしゃむしゃといただきます。
 これおいしーっ!!(笑)
てな訳でおすすめです。

桑まんじゅう

羽根田酒造
 国道345号から県道338号線へ。羽前大山を目指します。
 ここには「羽前白梅」を造っている羽根田酒造があるのです。
 本で読みまして、一度来てみたかったのです。

裏から見る
 川を背にして、羽根田酒造さんはありました。
 昔の流通は水運が主でしたから、川の近くに建っている酒造場は多いのです。
 近くの酒屋さんには「羽前白梅」置いてなかったので、自宅に帰ってから注文することにしました。

羽前白梅

出羽の雪酒造
 100メートルと離れていないところに、出羽の雪酒造もありました。
 酒造りの盛んな地域だったのでしょうか?

遠くに鳥海山が
 国道112号を戻って国道7号線へ。
 また北上を続けます。
 国道7号線から県道へ入り、庄内町余目を目指します。
 ここには何があるのかというと・・・

鳥海山と水田

鯉川酒造
 この町には
鯉川酒造
があります。
 幻の酒米
「亀の尾」
を復活させて造りをしたことで有名になりました。
 こじんまりした集落の、ちょっと大きな百姓家といった感じで、鯉川酒造はありました。

鯉川酒造

煙抜きの屋根
 今は造りの時期ではないので、蔵は静まりかえっていました。
 どこかで鯉川を買おうと思って街をぶらぶら走ります。
 結構寂れてますね。ちょっと寂しく感じました。
 駅前にはお店があるかな?と思ったのですが、お店はなし。
 駅の売店でようやく鯉川を発見し、晩酌用にワンカップと、自宅お土産用に4合瓶を購入しました。
 その晩に飲んだ鯉川うまかったこと。
 水のようにすっきりしているのに味があり、なんとも言えなかったです。
 東北はいいお酒が多いなあ・・・

夜に飲んでみました

さくらんぼカレー
 駅の売店で「サクランボカレー」を発見!!!
 テレビで紹介されているのをみて、ぜひ一度食べてみたかったんですよねえ〜
 自分用と、笑いのわかる男syunさん用を買ってみました。

 自宅で食べた感想・・・
 ピンク色のルーですが、味はカレー味。
そのギャップにとまどい、あまり美味には感じませんでした。
 普通のカレーですよ。甘口の。
おいしんですけど、色と味のギャップに頭が付いていきません(笑)
 目をつぶって食べたら、サクランボカレーとは気がつかないと思いますね〜

庄内産米のおにぎり
 よく考えたらお昼ご飯まだでした〜
 駅の売店で
「庄内産米100%おにぎり」

を売っていたので、買ってみます。
・・・
 米はうまいけど、ふつーのおにぎりでしたね(笑)
 ここでお土産がバイク一杯になったので、ゆ○パックで自宅に発送しました。
 荷物が軽くなりましたよ!

酒田の倉庫群
(山居倉庫)
ケヤキ並木は冬の季節風よけ
 余目から国道47号線で酒田に移動します。
 酒田市街を走っていると、山居倉庫っていう看板を見つけました。
 おもしろそうなので寄ってみることに。
 倉庫前のお店で、いちごジェラード食べました。
 山形県はいちごも名産のようです
(品種名は忘れました〜)
 さて、倉庫へ向かいます。

いちごジェラート

山居倉庫
 山居倉庫(さんきょそうこ)は、酒田にあった米穀取引所の付属施設として、旧庄内藩主酒井家によって建てられました。
 庄内平野は米どころ、酒田は北前船で栄えた港町であったことから、この地に取引所があったのです。 

突き出た長い庇は
積み込み時に荷物が濡れないためのもの

船着き場へのスロープ
 倉庫は最上川に面しており、水運を考えた立地になっています。
 右の写真のような底浅の船で、最上川を利用した舟運が行われていました。
 倉庫から船に荷物を運んだのは女性で、
1俵60キロの米俵を5つ
背中に担いでいる写真が残っているそうです。
 昔の人は力持ちですよね〜

この船で運ばれました。

雨水を防火水に利用するしかけ
 現在は二棟が地元物産店、一棟が庄内米歴史資料館として使用されています。
木製の山居橋

ええええええっ?!
 江戸時代の酒田には本間家という豪商がありました。
 「本間様は無理だけど、せめて殿様にはなりたいなあ〜」という歌が作られたほどの大金持ち。
 庄内藩財政の立て直しにも腕をふるいました。
 第二次世界大戦後の農地解放までは、
日本一の大地主

だったんですよ〜

本間家屋敷

表門
 本間家の1人である本間宗久は、大坂堂島にあった米の先物取引所で大もうけし、
相場の神様
と言われていたとか。
 そんな本間家の屋敷を一目見ようと思ったんですが・・・
 休館日でした
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 ちなみに本間ゴルフの創業者は本間家の庶流だそうです。

本の字が入った瓦
to be continued・・・
2010.7.17作成
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