秋鹿酒造
(創業 明治19年)
 世間の小学生が宿題に追われて居るであろう8月終わり。
 ふっと思い立ちまして、前から気になっていた酒蔵巡りに旅立ちました。
 とはいうものの、相変わらずのロースターターぶり。
年のせいですかねえ・・・(^^;
お家を出発したのが13:00という有様です。
 住之江ICから阪神高速を使い、一気に池田市へ。
池田木部ICを出て国道173号線を北上します。
 一の鳥居交差点から国道477号線へ。
途中で崩落通行止めがありまして、府道605,604,106号への迂回を余儀なくされます。
 京都府との県境にほど近い能勢町倉垣に、
目指す秋鹿酒造はありました。

ラインナップ
 秋鹿酒造はですね、米作りから酒造りまで一貫して自社で行っている酒蔵さんです。
(シャトーみたいですね)
 でも、戦前では当たり前だったんですよね・・・
地方の大地主が小作人を使って米を栽培。
余剰米に付加価値をつけるべく酒を醸して出荷していたわけですから、
酒米が自家製ってのは当然のことだったのです。
 それはさておき、秋鹿酒造では蔵元自ら田んぼに入り、契約農家と合わせて25ヘクタールの田んぼで山田錦を栽培。
そのお米を使って日本酒を造っています。
 大阪市内から1時間以内に、そんな酒蔵があるなんて意外でしょ?

 事務所に入っていくと、ちょっと頼りないおばあちゃんがおりまして、
対応していただきました。
なんか動作が緩慢で、大丈夫かな?と心配でしたが
(^^;
 

「秋鹿」
純米吟醸生酒
 17:00になると、町内に時間を知らせるサイレンが鳴り響きました・・・
 取りあえず純米酒と純米吟醸、晩酌用に生酒を1本購入しました。 

雷雲が・・・
 近所の自動販売機前で水分補給していると、
「ゴロゴロゴロ・・・」
と雷鳴が。
 見上げると山の向こうに明らかに怪しい雲が・・・
 あわてて出発する背後から
「パシーン!!」
と落雷を告げる音が!
「ひえええ〜」
ものすごい勢いで逃げ出します・・・
 逢坂峠を越えて国道173号線に戻ります。
天王峠を越えて兵庫県篠山市へ。
 京都府京丹波町にある道の駅さらびき付近で大粒の夕立に遭いますが、
カッパ着るほども降り続きませんでした。
 夕日を浴びてきらきら光る大粒の雨が地面をたたいている様子は、
とっても詩的でした・・・
(似合わん?)
 

見るからに怪しい雲
 この日は朝来市まで行きたかったのですが、
出発の遅れが響きまして、福知山で暗くなってしまいました・・・
 ラーメン第一旭とかいう京都ローカルチェーンのお店でラーメン食べます。
「うまくないな〜」
 まずくはないけど、うまくないんですよ・・・
 で、宿を検索してみたんですが、地方のビジホって微妙な設備のわりに高いところが多いのです。
ちょっと奮発して
ホテルロイヤルヒル福知山

ってところに泊まってみました。
 阪急阪神グループのリゾートホテルだけあっておしゃれな宿でしたよ。
(しかし福知山でリゾートってのも・・・)
露天付きの天然温泉もありましたしね!
 6月のカルルス温泉以来の温泉を堪能しました。

ロイヤルヒルズ福知山
 楽○トラベルで検索したら、7800円だったんですよね。
 で、ちょっと躊躇したんですが、
「舞鶴若狭道無料化キャンペーン!
ガソリン代1000円キャッシュバック!プラン」

てのに惹かれましてね。
 で、○天ポイント500P使って、実質6300円で泊まったんですよ。
 まあ温泉付きリゾートホテルでこのお値段なら許容範囲ってとこですね(笑)
 いいお宿でしたよ。
彼女連れにもいいみたい(自爆)

 ・・・7:00には出発。次の目的地を目指しマス。

竹泉酒造遠景
 次に訪れたのは
朝来市山東町矢名瀬
 田治米合名会社を訪問です。
 国道9号線沿いに酒蔵はありました。
 旧山陰道沿いですね。

竹泉酒造

事務所
 創業は元禄15年で、5代将軍綱吉の頃ですね。
 近くを流れる竹の川と、創業者が和泉の国出身だったので、
「竹泉」
という銘柄になったそうです。
 今も敷地内に湧く井戸水で仕込みが行われているそうですよ。

創業元禄15年

酒蔵の裏を流れる川
 地元契約農家で造られた山田錦但馬雄町どんとこい米(地元の飯米)でお酒が造られているそうです。
 杜氏は但馬流の70歳の方だそうですよ。

近くの田んぼ

近くの街並み
 旧山陰道沿いの集落だからでしょうか、古い街並みが残っていて、すごくいい雰囲気でした。
 街並みを見に来るだけでも楽しいかも。

うだつが上がってます。

アゲ☆アゲ?
 雄町の純米吟醸、山田錦の純米酒、どんとこい米の純米酒を購入しました。
 お家で飲むのが楽しみです。

祠は掃除が行き届いていました。

栗小町
 国道9号線を走っていくと養父市に入ります。
 ここ養父市には朝倉という地名があって、そこが越前朝倉氏発祥の地なんだそうで。
(道路脇に看板出てた)
 知らなかったな〜
 道の駅但馬楽座で水分補給&休憩。
 売店でおいしそうなお菓子を発見。
 食べてみます。
 餅の中に栗あんを練り込んでいて新食感!ってことらしいんですが・・・
 普通においしかったですよ。

 ループ橋を越え、ハチ北口を通過。
(ハチ北ってここだったんだ〜)
 湯村温泉街を通過しましたが、典型的な温泉街で、風情はなかったなあ・・・
 蒲生峠を越えると、そこは鳥取県です。
 鳥取に入ったとたん、気温が上がったような気がしたのは気のせいでしょうか?
 道ばたの温度計も34℃とか差し始めます・・・
 鳥取のコンビニと言えばSPAR
 なぜか多いのです。
 スパーにて地図を買おうと思ったら、鳥取県の次は全日本でした。


 さて、気温は順調に上がっていきます・・・
この暑さで砂丘は自殺行為でしょう・・・
 あっさり砂丘はパス。
 11:00,鳥取市街に入りました。

餅と餡を混ぜてあって、
新食感!てことらしいです。
to be  continued・・・
2010.8.29作成
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