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![]() ラッキーピエロ函館駅前店 もちろん開店前です。 |
翌朝は6時起床。 えらく早起きですが、朝市散策するためです。 朝市ですが、シルバーウィーク最終日にしては人出は少ないと思いました。 |
![]() 函館の朝市 昔はもっと人通りも多かった気がします。 |
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![]() 透き通ったいかそーめん |
朝市の有名店 「きくよ食道」 に入ります。 まあお約束の 「いかそーめん」 はすぐ決まりましたが、メインを何にしようか迷いました。 結局、 うにいくら丼 をチョイス! ひさしぶりにウニを堪能いたしました。 うまかったです。 結局、この朝ご飯がこの旅一番の高価な食事となりました(爆笑) |
![]() うにいくら丼に決定! |
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![]() グレイの自販機 そういえばGRAYは函館出身でしたね。 |
お腹いっぱいになったところで近くを散策。 函館駅までやってきました。以前来たときはまだ4代目駅舎だったと思うのですが、今はすっかりきれいになっていました。 駅の改札までやってきまして、何気なく電光掲示板を見たところ、 「カシオペア」 の文字が! さっそく入場券を購入しました。 |
![]() 函館駅改札 自動改札入ってびっくり |
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![]() ああ、遠くに来たんだな、と思える一枚です。 |
ホームにはまだカシオペアの姿はありませんでしたが、すでにカメラを持った撮り鉄が何人か来ていました。 みんな熱心ですね。(まあ私もなんですが) |
![]() カシオペア到着前の8番線ホーム |
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![]() カシオペアを牽引してきたED79 青函線の専用電気機関車です。 |
8番線ホームにカシオペアが到着すると、ホームがにわかに騒がしくなりました。 機関車の付け替えの間、カシオペアに乗車してきた鉄ちゃん達がホームに続々と降りてきて、文字通り走り回ってカシオペアを撮影していました。 発車3分前からまもなく発車する旨の案内が流れましたが、みなさん結構ぎりぎりまで撮影していました。 カシオペアは定刻に札幌に向けて発車していきました・・・ |
![]() ここからはDD51が牽引します。 DD51は昭和37年から53年にかけて製造されたディーゼル機関車です。 凸型のスタイルがなじみ深いです。 |
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![]() 駅標 |
静けさを取り戻した駅には、地元の列車が出たり入ったりしていました。 |
![]() 大沼公園行きがやってきました。 |
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![]() 係員さんが行き先表示板を付け替えていました。 |
しばらく駅構内をうろついていましたが、改札を出てお土産物やさんへ。 北海道新幹線開業がまもなくなこともあり、お土産物も新幹線関係コーナーが出来ていました。 お土産を買い込んで、駅近くのセイコマへ。 メロンソフトを食べました。 |
![]() それにしてもよく食べます。 |
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![]() 特急車両が車庫で待機中。 |
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![]() 駅前の郵便ポスト |
宿に戻りました。 このホテルは朝食無料なんですが、今日に限ってはパスです。 荷造りを済ませて出発します。 |
![]() 函館駅前を走る路面電車 |
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![]() 湯の川行きの路面電車を追い越します。 |
向かった先は 五稜郭 もともと函館の地は松前藩領でしたが、安政元年の日米和親条約を受けて函館が開港すると幕府領となり、函館奉行が置かれました。 当初奉行所は函館山の麓、元町公園のあたりに置かれましたが、函館山から見下ろされる場所にあることや、艦砲射撃の射程内であることから移転が決定。 現在の五稜郭の地に移動することになりました。 |
![]() 目的地は五稜郭 |
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![]() 五稜郭模型 |
安政4年(1857年)に築城が開始され、慶応2年(1866年)に完成しました。 大政奉還の後、慶応4年に五稜郭は幕府から新政府へ平和裏に引き継がれました。 |
![]() 半月堡の石垣 石垣前面には空堀があります。 |
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![]() 半月堡の石垣 武者返し(跳ね出し石垣)がわかります。 |
しかし慶応4年10月(1868年)榎本武揚他の旧幕府軍が北海道に次々と上陸。北海道内は戦場となりました。 新政府の函館府は青森へと退却し、五稜郭を含む北海道は旧幕府軍の支配下に置かれます。 |
![]() 半月堡石垣上 |
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![]() 空堀内では猫が子育て中でした(^^; |
明治2年(1869年)に新政府軍は反撃を開始。 乙部・江差に上陸した陸上部隊は函館に迫り、新政府軍艦隊が海上からも攻撃。 函館市街も戦場となり、一般人にも被害がでました。 5月18日には五稜郭は開城。最後に残った室蘭の開拓奉行所も5月25日に降伏。 旧幕府軍による抵抗は終結しました。 その後、五稜郭は練兵場となり、大正2年には公園として一般公開されて現在にいたっています。 |
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![]() 石垣上から空堀を見下ろす。 |
今では函館有数の観光スポットとなってまして、戦場であったことは遠い昔のお話になっています。 |
![]() 五稜郭の堀 |
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![]() 五稜郭大手口の石垣と堀 |
あと、五稜郭の名前の由来ともなった独特の縄張りが有名ですよね。 フランスの築城理論で造られていまして、日本の理論で造られた従来の城にはない造りになっています。 |
![]() 幕末らしい切り込みハギの石垣が美しいです。 |
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![]() 函館奉行所の建物(復元) |
ただ、完成したときはすでに時代遅れだったそうですが。 現在の城内には函館奉行所の建物が復元されており、500円で内部も見学できます。 |
![]() 兵糧庫 築城当時からの建物だそうで |
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![]() 美しい石垣です・・・ |
外国人観光客向けに、浴衣などの体験コーナーもありまして、城内は浴衣と新撰組のカップルがうようよしていました。 浴衣と新撰組の取り合わせって似合わないんだな・・・ まあ着ている皆さんは大喜びでした。 |
![]() 五稜郭裏門 |
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![]() ハセストの焼き鳥弁当か・・・ |
時刻もお昼に近づいてきました。 船の時間もあるので、めちゃくちゃ早めにお昼ご飯にしました。 どちらで食べるか迷ったのですが、ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーに決めました。 久しぶりに食べるとうまいですね〜 |
![]() 答えはこちら(笑) 350円です。 |
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![]() ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガーか・・・ (写真は五稜郭店) |
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![]() 函館港フェリーターミナル |
五稜郭から函館港へと向かいます。 ここから青森行きの船が出ているのです。 港には「びなす」「えさん2000」「なっちゃんワールド」がいました。 フェリー乗り場が高速道路のIC方式になっていてびっくりしました。 事前にネット予約していると、ターミナルビルに行かなくても直接乗船できるようです。 時代は変わったな〜 |
![]() えさん2000 わかりにくいですが、右側になっちゃんワールドが係留されています。 |
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![]() 乗船はこちら 津軽海峡フェリー フェリーびなす 全長136m、20ノット |
我々が乗船するのは12:00ちょうど発の「びなす」。 2004年以来11年ぶりの乗船です。 11年前は今はなき東日本フェリー所属の船でした。 船内かなり傷んできてましたね・・・ 船は定刻に出航。 2年ぶりの北海道を2泊3日で後にしました。 |
![]() 函館山 |
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![]() 下北半島を望む |
函館〜青森間の所要時間は3時間40分。 軽自動車1台と大人2人で料金は19,220円でした。 |
![]() 車両甲板 |
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![]() 私は六花亭の栗きんとんでおやつタイム(^^; |
シルバーウィーク最終日ということもあって、船内は激混み。座る場所を見つけるのがやっとでした。 相方さんは小さく丸まって仮眠していました。 |
![]() 青森港での「びなす」 |
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![]() 弘前まで21キロ |
16:00前に青森県上陸。 国道7号線を弘前に向かいます。 青森市内でうまそうなお店を見つけられなかったためです(^^; 弘前市街には17:30頃到着。弘前城と弘前駅の中程にある「中三」というデパートに向かいます。 |
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![]() 中三の地下にあるお店 中みそ (なかみそ) |
お目当てはデパ地下。 弘前市民のソウルフード?らしい味噌ラーメンをいただきます。 |
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![]() これが「中みそ」です。 写真は中盛り |
「中みそ」と言われるこの味噌ラーメン。 もともとは五所川原市のデパ地下で生まれた味噌ラーメンなんだそうです。 ショウガとニンニク入りの甘い白味噌ラーメンで、地元にもともとあった甘口のショウガ味噌ダレのうまさを取り入れたことにより、爆発的に売れたそうです。 その後弘前市に進出しますが、弘前ではその味が受け入れられなかったそうです。 そこで味噌を赤味噌に変えるなど現在の味に変更したところ、近くにあった高校の学生を中心に受け入れられ、弘前でも大人気となったそうです。 大盛り・中盛り・小盛りとありますが、上にもやし炒めが大量に盛りつけられているため、かなりのボリュームになります。 私は中盛りいただきましたが、十分でした。みなさんも注文の際はお気をつけください。 その後、中三でお土産物を物色したり、本屋さんで地元関係の本を探したりしました。 弘前駅前のビジネスホテルにチェックイン。 たまった洗濯物を洗濯したり、結構忙しい夜でした。 |
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![]() 弘前のお土産 中三のデパ地下で購入 薄紅百顆 |
弘前中三では「薄紅百顆」買いました。 スライスしたりんごを蜜煮したあと、粉砂糖をまぶしたお菓子です。 見かけほど甘くなく、リンゴの酸味がちょうどよくておいしかったです。 |
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![]() 弘前市街 左に弘前城、右に弘前駅があります。 |
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れんと東北の旅 続く | |||
2015.10.25作成 | |||
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