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![]() 新庄駅から出発する電車 |
翌朝も元気に早起き! 学生さんの団体に負けず(笑)元気にバイキングの朝食を平らげた後、出発します。 今日は山形名物を相方さんに紹介する予定なのです。 |
![]() 東北中央自動車道で移動開始 |
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![]() 尾花沢市からは国道13号線を行きます。 |
新庄からは東北中央自動車道が出来ていて、国道13号線のバイパスになっていました。 小雨がぱらつく中を快調に走って尾花沢市へ。 ここからは国道13号線を走ります。片側2車線の立派な国道です。 沿道にセーブオンがありました。 関東圏に近づいてきているのを実感します。 |
![]() あ!セーブオン! |
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![]() 奥山製麩所さん |
村山市からは国道を離れ、併走する県道120号線を南下します。 東根市に到着。以前にも訪れたお麩やさんにお邪魔します。 しこたまお麩を買い込んだ後、お店の裏にある工場を見ていました。 香ばしい香りが漂っています。 |
![]() 裏の工場ではお麩を製造中 |
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![]() お麩の原料。 小麦のグルテンです。 |
と、そこにお店の方が通りかかりまして、工場の中を見せていただけることになりました。 相方さんと二人でうきうきと工場の中へ。 まずは原料の説明から。 小麦粉を水にさらしてデンプン質を取り除いたグルテンが、お麩の原料となるそうです。 柔らかくてコシのあるものでした。 焼き上がったお麩も見せていただきました。 焼きたての試食もさせていただいて、ジャムをつけていただきました。 「フランスパンより軽い食感でおいしいでしょ?」 とお店の人。 確かに軽くて小麦が香ばしくて、いくつでもいけそうでした。じゅるる。 |
![]() 焼き上がったお麩 大きいなあ〜 |
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![]() グルテンを心棒に巻き付けます。 |
グルテンを棒に巻き付けて焼いていくのですが、この巻き付ける係の方がすごい。 ものすごい速さで回転する棒にグルテンを伸ばして巻き付けていきます。 熟練の技ですねえ。 一度焼いたものにもう一度グルテンを巻き付け、焼き上げて完成です。 二回焼くので、お麩は真ん中に穴が焼けているんですね。納得。 |
![]() 均等の厚さに巻き付けます。 |
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![]() 目にもとまらぬ速さです! |
![]() 一度焼きます。 |
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![]() 焼き上がったものに もう一度巻き付けます。 |
お店の人に山形で「ここは行っとけ!」みたいなところはありますか?と質問。 「山寺は行きました?」 「え?山寺ってなんですか?」 ・・・モグリ扱いです(笑) お店の方曰く、「山形に来て山寺行かないでどこ行くの?」だそうです(笑) さっそく寄っていくことにします。 |
![]() 文四郎麩さん 創業文久4年 |
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![]() お麩の煮物 ほっぺた落ちるくらい旨い! |
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![]() ここでは生麩まんじゅうを購入 |
と、その前に目の前にもう一件お麩やさんがあったので、そちらにも寄ってみました。 こちらはお麩を使ったお料理を提案されていて、いろんな料理が実際に試食できました。 煮物と唐揚げはほっぺた落ちるくらいおいしかったです。 おすすめです。 |
![]() ケンミンshowでも紹介された 焼麩のからあげ 激うまです。 |
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![]() さくらんぼの樹 |
お麩の町東根市はさくらんぼの町。 相方さんがサクランボの樹を見て感動していました。 さて、国道13号線に戻って県道111号線へ。 県道19号線に合流するとやがて山寺に到着します。 |
![]() 県道19号線の風景。 |
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![]() え?これが山寺? すごい高さなんですけど? |
山寺、正確には「宝珠山阿所川院立石寺」なんだそうです。 貞観2年(860年)開基と伝わりますが、諸説ありましてもっと古いとも言われています。 平安時代とは気が遠くなりますねえ。 大永元年(1521年)に兵火で焼失していますが再建されました。 山形の最上家の保護を受け、寺領1300石が与えられていました。 江戸時代の俳人、松尾芭蕉も訪れ、「閑さや 巌にしみ入る 蝉の声」を詠んでいます。 |
![]() 山寺の碑 登山口って書いてますけど?(笑) |
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![]() 山上のお寺ですねえ |
石段が1000段余りあるそうですよ・・・逡巡してもしょうがない、登り始めます。 相方さんは、「今日は一日車移動だよ」と言われて厚着だったため、「暑い、暑い」を連呼していました。 すまんなあ・・・お麩やさん行くまでは、ここに来る予定じゃなかったんだ・・・ |
![]() この巌に蝉の声が・・・ |
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![]() 見上げると仁王門が |
一方の私は薄着だったもので、ジャケット脱いですいすいと登ります。 | ![]() 立派なモンです(だじゃれ) |
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![]() 山寺を保護した最上義光公の御霊屋です。 |
最上義光公と家臣の位牌が納められた御霊屋や、重要文化財指定の三重小塔などをみました。 | ![]() 三重小塔 重要文化財 |
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![]() 胎内堂 |
しかしまあすごいところに建物があってびっくりしますね。 建築基準法なんてない時代ですからね〜 修験道の厳しさにびっくりでございます。 |
![]() 大仏殿 |
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![]() 開山堂 |
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![]() 納経堂 |
納経堂なんて地震来たら危ないですよね・・・ しかし眺めは最高です。 仙山線の電車がときどき通過していきます。 |
![]() 磐司堂からの眺め |
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![]() 獏さん |
大変そうだったけど、意外とひょいひょい登れました。体力付いたのかな? | ![]() 晴れてきましたよ〜 |
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![]() 四寸道 |
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![]() 山寺の麓でくつろぐにゃんこさん達です。 |
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![]() 県道24号線の風景 |
山寺の門前町でお昼にしようかと思ったのですが、めぼしいものがなかった(失礼!)ので移動することにしました。 玉こんにゃくはどこのお店でも売ってましたねえ〜こんにゃくだけは食べてくればよかったかなあ・・・ 県道24号線で山形平野を横断し、寒河江へと向かいます。 |
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![]() ふくやさん |
寒河江でワンタン麺が有名なお店、ふくやさんへ。 ちょっと並んだだけで、割とスムーズに店内へ。 店内は座敷もあって、私たちは座敷に通されました。 待つことしばしでワンタン麺とご対面。 これがまたうまいのです。 つるつるっといただけるワンタンがスープと相まって最高でした。 |
![]() ワンタン麺激うま |
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![]() お腹いっぱいで移動開始 |
山形県を訪問して思ったのですが、山形県のご飯は非常においしいです。 しかも量も多い。でも値段はリーズナブルなので、お財布にもやさしいのです。 いろんな果物も採れるし、米どころでもある。 相方さんと二人、すっかり山形県のファンになってしまいました。 |
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![]() 月山の酒蔵資料館 |
あ、そうそうもう一つおいしいものが。 それは「お酒」です(笑) これを外したらイケマセン。 呆れる相方さんを見ないようにして酒蔵を一軒訪ねます。 寒河江から国道112号線を西に走ると右側に 「月山の酒蔵資料館」 があります。 展示品は酒蔵によくあるものの他に、昭和49年までこの地方を走っていた山形交通三山線の資料も展示されていて楽しいですよ。 資料館の外には、三山線を走っていたモハ103型も展示されています。 資料館ではお酒も買えます! |
![]() 山形県の酒米「出羽燦々」を使った 純米吟醸「月山の雪」 相方さんとおいしくいただきました。 |
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![]() モハ103型 |
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![]() 国道112号線、西へ |
国道112号線を西へと走り、峠を越えて行きます。 何度来てもすごい峠ですよね〜 冬は無理です。 |
![]() 峠 |
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![]() 庄内平野へ |
ようやく峠を越えまして、県道44号線と広域農道を走ります。 広域農道は走る気なかったのですが、道を間違えまして (^^; おかげで亀の井酒造を見つけました。道に迷っても酒蔵は外しません。 |
![]() 「くどき上手」の酒蔵 亀の井酒造さん |
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![]() 「つや姫」誕生の地 |
県道115号、国道345号を通り、再び広域農道へ。 途中、山形を代表するお米、「つや姫」「はえぬき」の看板を見ました。 ここが誕生の地なんですね〜 どっちも大好きなお米です。 うまいですよね。 |
![]() 「はえぬき」誕生の地 |
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![]() 広域農道へ庄内町へ |
国道47号線に入って余目市街へ。 余目駅に到着です。以前駅の売店で買ったものがありましてね・・・ |
![]() 余目駅に到着 |
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![]() 鯉川酒造にもご挨拶 (表から写真撮っただけですが) |
駅前にちょっとこじゃれたお店ができていたのでそちらに入ってみました。 「バザールあっでば」というお店で、地元や山形県のお土産や物産が販売されていました。 私が買ったのはもちろんお酒。 ここ余目は鯉川酒造の地元ですからね〜 |
![]() 今回の獲物 |
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![]() この地図を見た相方さんが一言 「なんかすごく遠回りしてない?」 「・・・」 |
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れんと東北の旅 続く | |||
2016.5.8作成 | |||
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