刈谷SAにて
 6月になりました。気温も湿度も上がって夏が近づいて来たことを感じさせます。
 一応連休を確保していたのですが、このくらいの暑さならなんとかなるべ~ってことで街道の旅に出発しました。

豊橋にて
名鉄懐かしい
 天気がよかったので海を見ようと音羽蒲郡ICで高速道路を降りまして、下道を走ります。
 潮見坂では夏の海に歓声を上げておりました。

現在の潮見坂
国道1号線バイパス

弁天島と鳥居
 苦闘を繰り広げた弁天島を左に見ながら浜松市街に入ります。
遠鉄ストア
お土産たくさん買いました。

お昼時で並んでました
 浜松市街に入ってきたのはお昼ご飯のため。
 どうせ食べるなら地元の名物を!
浜松餃子のお店
「福みつ」

さんで餃子をいただきます。
 私は大(20コ)1120円、相方さんは中(15コ)840円にしました。
 大変美味しかったです。また来たいなあ~

うまい!
ここのは皮がぱりぱりで
揚げ餃子に近い感覚です。

天竜川を渡る
 お昼ご飯を済ませて浜松市街を後にしました。
 この日の宿は藤枝市。がんばって走ります。

掛川付近
雲がもう夏です。

デカいよ、これ!
麩菓子
 前回は遠くから見るだけだった掛川の道の駅で休憩。
 いろんなものを買いました。

茶畑がきれい

藤枝駅
 15:00前に藤枝駅前のホテルに到着。今回はここを根城に街道旅です。
 なぜ到着を急いだかといいますと、前回積み残しの8kmを歩くためです。
 東海道本線を西へ一駅乗車します。

浜松行きに乗車

六合駅
帰ってきました
 さて、前回の中断地点である六合駅に戻ってきました。
 改めて歩き出すと、暑さと湿気が先月とは段違い!
 負けずに歩きますよ~六合駅からわずか500mほどで藤枝市に入ります。

もう藤枝市

街道の松並木
 藤枝というとサッカーぐらいしかイメージないのですが、結構街道の風景も残っておりました。
 旧国道1号線である県道381号線を外れて県道222号線に入ります。

県道222号線

松並木
 一ヶ月ぶりともあって歩くスピードが上がりません。
 おかしいなーとか言いながら相方さんと歩きます。

上青島の一里塚跡
日本橋まであと204km

松と東海道本線
 青々とした田んぼとあじさいが大変きれいでした。
あじさい咲く季節となりました。

青島酒造
創業明治元年です。
 「喜久酔」で知られる青島酒造も東海道沿いでした。
いい感じです。

ななや
 途中で東海道を外れてとあるお店に寄りました。
 ななやさんです。
 時々テレビでも紹介されているのですが、藤枝茶をふんだんにつかったジェラードが人気。
 我々もいただいてみました。
 お茶の苦みと甘さが絶妙で、めちゃくちゃ濃いジェラードでした。うまかった。

これが一番濃いやつ
NO.7
まさに「こいごい」です。

左にカーブ
 再び街道に戻ります。
育生舎跡
明治7年に建てられた小学校の跡
だそうです。

染飯茶屋跡
 この辺りは史跡跡がたくさんありました。
 明治初期の小学校跡や、瀬戸の染飯茶屋の跡など。
染飯とは、クチナシの実で黄色く染めた強飯のことで、クチナシの実は足腰に効くとされていたので、旅人に評判でした。

千貫堤跡
 田中城主水野監物忠善が洪水に備えて築かせた堤防の跡もありました。
 工費に千貫かかったので、この名がつきました。
 水野監物は名君だったようで、山本周五郎の小説にも登場しますね。

解説板

東海道
 しかし暑い!今回の旅の厳しさが思いやられるところです。
「7月は絶対歩くの無理だなー」と言いながら歩きます。

東海道追分
 東海道追分がありました。
 かつてこの辺りは湿地帯で、古い東海道は尾根筋を通っていたそうです。
 その古道との追分です。

こちらが旧道

田中藩領榜示石跡
これより西田中藩領と
刻まれていたそうです。
 途中の西友で晩ご飯を買ったりしながら、藤枝駅前への交差点にやって来ました。
 今日の旅はこれまで。右に鋭角に折れて藤枝駅を目指します。
 

ブルーシールの自販機発見

これが染飯
くちなしのおこわです。
 道の駅で買ってきたあれこれで晩ご飯です。
しそでお味噌を巻いたもの
これがうまい!

桜エビ
 街道沿いに西友があったので、晩酌セットも買ってきました。
 美味しかったです。

街道沿いの西友で買ってきた
東海道をゆく 続く
2018.9.2作成
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