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![]() 宿で飼われていた羊 (スタッフがおいしくいただきました(嘘)) |
翌21日は雨模様。 宿で朝をのんびり過ごしまして、遅めの出発です。 |
![]() 愛車と私 |
![]() 裏摩周展望台からの眺め |
国道243号線を走って標茶町へ。 道道885号線を走って養老牛へ向かいます。 養老牛の集落で左折し、道道150号線を北上。 清里峠を越えて清里町に入ります。 そのまま裏摩周展望台へ向かいます。 第一、第三展望台の反対側にあるこの展望台。 訪問客も少なく、静かに摩周湖を見ることができると教えられて行きましたが、 ほんとに誰もいませんでした(笑) 平日の午前中、しかも雨天ですから・・・ この日は雨もあって気温が上がりませんが、 寒さに慣れてきたのか歯が合わないといったことにはなりませんでした。 清里峠からは道道1115号線を走ります。 しばらく走ったところで再び脇道にはいります。 |
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![]() 神の子池 |
ダート道をしばらく走ったところに、神の子池がありました。 この池は、摩周湖の水がわき出ていると言われていて、 摩周湖と同じ色の水を間近で見られる というので有名なところです。 よく見ていると、池底の砂が踊っていました。 水がわき出ているのです。 |
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![]() 神の子池 |
神秘的なほど青く澄んだ池をじーっと見ていました・・・ 池の水温が低いため、池の中の倒木は腐敗しないんだそうです。 現在はすっかり有名になりましたが、当時は知る人ぞ知るスポットでした。 こちらも他に人はおらず、きれいな景色を独り占めでした。 |
![]() 神の子池 |
![]() オシンコシンの滝 |
道道1115号に戻ってひたすら北上。 札弦、清里市街を通過し、斜里を目指します。 国道334号線を走って斜里市街に入ります。 当時のブルーガイドという旅行ガイドに紹介されていた中華料理屋さんで、 遅い昼ご飯を食べました。 お昼過ぎていた事もあって他にお客さんもおらず、 店主の人と話をしていました。 素材にこだわって料理を提供しているとか、そんな話だった記憶があります。 再び国道334号線を走って知床を目指します。 出発が遅かったせいで、辺りが薄暗くなってきました。 それでもしっかりオシンコシンの滝に立ち寄っています。 辺りが暗くなる頃、ウトロに到着。 暖かい宿に入ってほっと一息つきました。 晩ご飯のほっけがとってもおいしかったです・・・・ |
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![]() 道道93号線 |
らて、今回ウトロにやって来たのは、知床岬を海から見る遊覧ツアーに参加するためでしたが、ツアーは25日から開始とのことでした。 仕方がないので、他の場所を先に見て回ることにしました。 まずは滝壺が天然の温泉になっているという カムイワッカ湯の滝に向かいます。 ウトロから道道93号線を走り、知床の奥深くを目指します。 途中、離農した農家の廃墟なんかがあって、最果て感満載でした。 道道93号線は知床岬を一周する道路として建設が始まりましたが、 自然保護団体の反対などもあって計画は中断したとのことでした。 通行止めぎりぎりのところがカムイワッカへの登山口になっていて、 そこにバイクを停めて歩き出しました。 |
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![]() カムイワッカへの道中 |
普通はサンダルなんかを履いて登るんだそうですが、 そんなもの持ってきているはずもなく。 素足で登り始めます。 ほとんど川の中を歩くので、登山というよりは沢登りといった感じです。 幸いお湯混じりのために水温は高く、足がかじかむってことはありませんでした。 しかし、 たまに尖った岩が足の裏に刺さったり、川の中のお湯が沸き出している場所で熱湯を踏んじゃったりしました。 はっきり言って裸足で登るのは、 かなり無謀です。 しかし登り始めちゃったものはしょうがない。 温泉に入れないと帰れないってことで、ひたすら登り続けます。 でもね・・・たまに明らかに無理だろうって箇所もあるんですよ。 何度引き返そうと思ったことか(笑) まあでも他に観光客の人もいるし、怪我したら通報ぐらいしてもらえるだろうって事で登り続けました。 知床がヒグマの巣窟だと知ったのは、もっとずっと後のことでした・・・・ |
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![]() この岩盤を登るのです。 |
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![]() やりました! カムイワッカの湯でございます。 |
30分ほど登ったでしょうか・・・ ようやくカムイワッカの湯に到着です! いやいや~感動しましたね~ 湯加減もですね、最高なんです。 新婚旅行で来たというご夫婦の方と一緒になりまして、 ビールなんかいただいちゃいました。 朝から風呂入ってビールですよ・・・ いいですね~ ちなみに奥さんは水着持参でした。(で?) 時折泳いだりしながらのんびり入ってると、 高校の山岳部っぽいみなさまがやって来ました。 男子はパンツ一枚になって飛び込んではしゃいでましたが、 女子のみなさまはさすがに無理なようす。 そりゃそうだな~と思ってビール飲んでると、 女子○生が服のまま湯の滝に飛び込み始めました。 Tシャツがぴったり張り付いて・・・・ 神様、ありがとうございます。 れんとは幸せ者です・・・・ |
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![]() 知床峠からオホーツク海を見る |
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![]() 羅臼岳 |
行きは良い良い帰りは怖い・・・ また痛い熱い断崖の道を慎重に下って行きました。 登山口に無事到着。 再びバイクに乗って、知床峠を目指します。 高速コーナーの続く峠道を走って、ようやく峠の駐車場に到着します。 ここから国後島を見ることが出来ました。 意外な近さにびっくりです。 あれが北方領土か・・・ と、しばし感慨にふけっておりました。 |
![]() 残雪がありました。 |
![]() 峠の駐車場から |
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![]() 知床峠から国後島を見る |
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![]() 一見荒涼とした風景に見えますが・・・ |
知床峠を下りまして羅臼の街へ。 そのまま海沿いの国道を走りまして、野付半島に向かいました。 野付半島と言えば、トドワラですね。 地盤の沈下に伴い、枯死した木々が骸骨のように残ってるって聞きまして、 その異様な光景を一目見ようと言うわけです。 しかし道道960号の長さに辟易しました・・・ 単調な道路で、しかもピストン道路。 退屈してきた頃、岬の中頃にある観光駐車場に到着しました。 |
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![]() ハマナスが咲いていました |
周りには民家もなく、見渡す限りの原っぱ・・・ そこに枯れ木が残っている荒涼とした風景でした。 でも原っぱにはハマナスをはじめとした原生花が咲き乱れ、 その対比がとても印象に残りました。 |
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![]() 野付半島の風景 |
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![]() 霧多布岬の風景 |
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国道244号線まで戻り、南に向かいます。 厚床で右折して国道44号線へ。霧多布を目指します。 浜中で国道を離れて道道123号線を走り、霧多布岬へ。 霧が多いことで知られる霧多布岬ですが、この日は快晴でした。 小島やケンボッキ島(ムツゴロウの最初のどうぶつ王国があった)も良く見えました。 この後、高台に登って霧多布湿原を偵察しました。 なんでかって? それは次回のお楽しみです(笑) |
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![]() 小島とケンボッキ島 |
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![]() 霧多布湿原全景 |
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to be continued・・・ | ||
2011.3.20作成 | ||
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