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![]() 瓢箪山商店街 |
1月半ば、我々は再び瓢箪山駅に降り立ちました。 中断していた東高野街道の旅を再開します。 瓢箪山駅周辺の東高野街道は商店街になっていて、かなり賑やかです。 |
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![]() アーケードが続きます。 |
ここ東大阪市は昭和42年に、枚岡市、布施市、河内市が合併して誕生しました。 ラグビーの聖地である花園ラグビー場は東大阪市にあります。 |
![]() 東大阪市はラグビーの街 |
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![]() マンホール |
アーケード街を抜けて北上します。 | ![]() さすがはラグビーの街です。 |
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![]() いい天気です。 |
この日は冬晴れで気持ちのいい天気でした。 まもなく大きな鳥居に出会います。 河内国一の宮、枚岡神社の一の鳥居です。 枚岡神社は西暦650年までさかのぼる古い神社です。 |
![]() 枚岡神社一の鳥居 |
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![]() ひたすら歩く |
間もなく第二阪奈道路の高架下をくぐって石切神社の入口までやって来ました。 石切神社は865年の記録までたどれる古い神社です。 |
![]() 石切神社入り口 |
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![]() 金比羅の石灯籠 |
一方通行の道は、やがて二車線の狭い道路に出ます。 国道170号線(旧道)です。 ほどなく孔舎衛坂(くさえさか)小学校の脇を通ります。 神武天皇が日向国から大和を目指した際、当時あった河内湾を横切ってここ草香津(くさかのつ、現在の日下)に上陸。 生駒山を越えて大和を目指しますが、この孔舎衛坂(くさえさか)で、地元の豪族である長脛彦(ながすねひこ)と戦になりました。 |
![]() 皇紀2600年(昭和15年) に立てられた八紘一宇の石碑 |
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![]() 大東市に¥入りました。 |
この時、神武天皇の兄である五瀬命(いつせのみこと)が矢傷を負うなどし、神武勢は敗退。神武天皇は熊野から上陸して大和を目指すことになります。 その途中で五瀬命は矢傷がもとで落命。 埋葬されたのが和歌山市にある竃山神社です。 日下を通過中に石灯籠や八紘一宇の石碑を見つけました。 ほどなく大東市に入ります。 |
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![]() ん?あのマークは? |
大東市に入ってすぐ、見たことのあるマークを発見! 象印大阪工場さんでした。 |
![]() 象印大阪工場でした。 |
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![]() 嘉永二年の道標 すぐ大峰山上道 と刻まれています。 |
ワインディングで有名な阪奈道路を横切ってさらに北上。 大きな道標を見つけました。 |
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![]() 大阪桐蔭 |
街道の両側に大きな建物がありました。 街道東側が大阪桐蔭、西側が大阪産業大学です。 大阪産業大学近くに、路面電車が保存されていました。 南海電気軌道(現:阪堺電気軌道)平野線で活躍した車両だそうです。 |
![]() 大阪産業大学 |
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![]() 南下電鉄旧社章 |
![]() 南海電気軌道モ205 |
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![]() 大東市のマンホール |
がっこうを過ぎたところで、再び旧街道に入っていきます。 | ![]() かなり道幅狭いです。 |
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![]() メノコ橋の欄干石 |
弘法大師がこの街道を通った際、この付近に10日ほど逗留し、橋の欄干を枕に休息したことから 「ネノコ橋」 と名がつき、いつしかなまってメノコ橋になったそうです。 欄干石だけが道ばたにおかれていました。 |
![]() 道標 瀧間山不動尊之瀧? |
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![]() 野崎観音入口 |
野崎観音までやって来ました。 寺の開基は750年頃で、これまた古いお寺です。 5月頭の無縁経法要が有名で、江戸時代は大坂からの参詣客で賑わいました。 当時は大坂から船で野崎観音のすぐ近くまで来られたそうで、日帰りのレジャーでした。落語のネタにもなっています。 |
![]() 野崎観音 慈眼禅寺 |
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![]() 小楠公一族菩提地 十念寺 |
街道は再び国道と合流。 すぐに小楠公(楠木正行。楠木正成の息子)を弔うために建てられた十念寺の前を通ります。 この辺りは楠家にまつわる場所が多いです。 |
![]() 古い民家が残ってました。 |
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![]() 四條畷市に入ります。 |
四條畷市に入ります。 四条とは古代の条里制由来の地名で、畷とは水田の中にある道のことです。 ちなみに四条畷駅は大東市にあります。 四條畷神社入り口まで来ました。 四條畷神社の祭神は楠木正行(小楠公)です。 もともと楠木正行の墓とされる楠塚があったそうですが、明治になって南朝が正当とされると地元が盛り上がって神社を建立したそうで、歴史は古くないです。 |
![]() 四條畷神社入り口 |
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東高野街道をゆく 続く | |||
2020.3.28作成 | |||
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